注目銘柄その後の動向と5G関連銘柄

2回目の投稿です

前回ご紹介した注目の5銘柄はその後どのように動いたのでしょうか、自分の相場観も踏まえ振り返ってみます。

以上、5銘柄の動向を振り返ってみました。先週は関西の台風や北海道地震など大きな天災があり相場にも影響を与えたようです。そのような時こそ利食いと損切の目安をしっかりと定め、投資に取り組むことが大切ではないかと考えています。

◆5G関連銘柄

2020年の商用化に向け、次世代通信規格「第5世代(5G)」商戦が活発になってきました。超高速で大量の情報をやり取りできる5Gは高精度画像の伝送はもとより、医療や自動運転、画像監視システムなど人々の生活をより安全・安心にすることが可能です。4Gの100倍の実効速度で「IoT」社会の基盤ともなります。国内だけで投資額は2020年までに10兆円にのぼる見通しで、中長期で注目されるテーマになるといわれています。今回は以下5銘柄を取り上げました。なお株価、PER(当期予想)、PBR(前期実績)は9月7日引け後で出典はJIJIPRESSです。

3842 ネクストジェン JQ

株価 1814円   PER 28.63   PBR 2.31

次世代通信網の制御システム開発会社です。IP電話システムを構築する同社にとって、5G普及は収益拡大につながる可能性があります。同社は5Gを進めるKDDIなどとの取引実績があり、中期経営計画は事業拡大の手がかりとして「5Gをはじめとした技術革新」に言及しています。

*出所:ブルームバーグ

3852 サイバーコム 東証1部

株価 1822円   PER 33.98   PBR 3.38

富士ソフトの子会社で通信分野を中心としたソフトウェア開発が主力です。5Gの商用化は、携帯電話基地局装置向けに通信ソフトウェアを開発する同社の業績に貢献すると期待されています。車載システムや半導体製造装置システム関連のソフトウェア開発の好調も続いています。

*出所:ブルームバーグ

3914 JIG-SAW 東証マザーズ

株価 3465円   PER 71.80   PBR 19.70

企業のネットワーク機器を自動監視するサービスが、あらゆるものがインターネットにつながるIoTの普及を追い風に好調です。継続的に契約する企業からの月額課金で収入が拡大して増収です。IoT関連は先進国の需要が強く、19年の欧州拠点開設に意欲を持っています。

*出所:ブルームバーグ

6754 アンリツ 東証1部

株価 1743円   PER 45.43   PBR 3.07

通信系計測器の有力企業です。同社は5Gの研究開発用の測定器を開発、製造しています。今後は5Gに対応した端末の性能を測定する機器の開発も本格化するとみられています。5G測定機の需要は21~22年に最も増え、利益の上積み余地が大きいとも言われており、海外の投資家の買いも入っているようです。

*出所:ブルームバーグ

6981 村田製作所 東証1部

株価 18165円   PER 22.73   PBR 2.80

世界トップのセラミックコンデンサーが柱で、電子部品大手です。同社は昨年、5Gに使う通信部品に参入する方針を明らかにしました。同社は今年6月下旬から家電や自動車大手などと5Gにも使われている基幹部品のセラミックコンデンサーの値上げ交渉(2~3割)に入りました。18年内には値上げを浸透させたい考えです。電子部品市場はスマホの普及に伴い拡大してきましたが、今後は5G といった次世代技術も加わることで新たな成長段階に入りそうです。

*出所:ブルームバーグ

上記銘柄以外でもご質問などございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

 

 

 


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