バイロン・ウィーン氏の英国EU残留予想は当たるのか?

1月15日のEU離脱合意案は圧倒的多数で否決され、「合意なき離脱」が意識されましたが、今朝(日本時間17日未明)の英国内閣不信任案は、なんとか否決され最悪のシナリオは回避されたようです。

メイ首相は1月21日までに代替案を議会に提示するとしていますが、混迷は続きそうです。

英国実業界トップ130人余りが、英国紙タイムズで、テリーザ・メイ英国首相兼与党保守党党首と最大野党労働党のコービン党首に対する連盟の書簡を発表しています。

EU離脱の賛否を問う2回目の国民投票の実施により「合意なき離脱」の回避を求めたもので、無秩序な離脱の阻止が最大の優先課題と訴えています。

びっくり10大予想」で知られるバイロン・ウィーン氏は、2019年の予想において、「英国は再び国民投票を行い、EU残留を決める」と予想をしています。

いずれにしても悲観と楽観が交錯するなか、金融市場は「政治リスク」が今年のテーマになりそうです。

一方、米国においては、2018年12月22日から未だ政府機関の一部閉鎖が続いており、今週予定されている「米小売売上高」や30日に予定されている「米GDP」も発表延期となる可能性があります。(2月1日の米雇用統計は発表が決定しています)

今年も金融マーケットはボラティリティの高い1年になりそうです。

 


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