日経平均株価（3/2） 月曜日終値 21344.08円
日経平均株価（3/6） 金曜日終値 20749.75円
週間増減幅 -594.33円
【個人投資家】
（現物）5554億円買い越し
（先物）591億円売り越し
（合計）4964億円買い越し
【海外投資家】
（現物）1536億円売り越し
（先物）9727億円売り越し
（合計）11262億円売り越し
3月第1週（2日～6日）
《この週何があった？》
2日（月）朝安後切り返す
日経平均株価は前週末比201円高の2万1344円と6日ぶりに反発した。朝安後に急速に切り返した。前週末2月28日のNYダウの下落や円高進行を受け、寄り付きは293円安。2月29日に発表された中国2月景況感指数の悪化を受け、308円安まで下落した。ただ、日銀の黒田東彦総裁が午前10時前に「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」とする談話を発表したことをきっかけに戻り基調を強め、上昇に転じた。後場は、時間外取引の米株価指数先物や上海総合指数、香港ハンセン指数などの堅調推移が支えとなり、450円まで上げ幅を拡大する場面があった。東証1部の値上がり銘柄数は1892（全体の88％）。売買代金は3.52兆円。
【東証一部売買代金】 3兆5219億円
【時価総額】 574兆円
【ＲＳＩ】 （日経平均株価）17.3 （ＴＯＰＩＸ）9.3
【日経平均株価 新値三本足】 （陽転値）22605.41円（陰線）4本
3日（火）朝安後マイナス転換
日経平均株価は前日比261円安の2万1082円と反落し、安値引けとなった。2日の米国株式市場で、NYダウが過去最大の上げ幅を広げたことから375円まで上げ幅を広げたものの、買い一巡後は急速に値を消した。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は根強く、米国の利下げ観測の高まりを受け、1ドル＝107円台まで円高が進んだことも影響した。3日にも予定されているG7財務相・中央銀行総裁の電話会議について、会議後の声明で協調利下げや財政出動といった具体的な政策対応は盛り込まれない見通しと報じられ、失望売りにつながった。東証1部の値下がり銘柄数は1938（全体の90％）。売買代金は3.07兆円。
【東証一部売買代金】 3兆719億円
【時価総額】 566兆円
【ＲＳＩ】 （日経平均株価）16.8 （ＴＯＰＩＸ）9.0
【日経平均株価 新値三本足】 （陽転値）22426.19円（陰線）5本
4日（水） 日経平均、小幅反発
日経平均株価は前日比17円高の2万1100円と反発した。3日にFRBが緊急利下げを決定したものの、投資家心理の改善にはつながらず3日の米国株式は大幅に下落した。米大統領選の民主党候補を選ぶ予備選で中道派のバイデン前副大統領が複数の州で優勢と伝わり、急進左派のサンダース上院議員躍進への警戒が薄れて163円高まで上昇した。ただ、対抗候補のサンダース氏が大票田のカリフォルニア州での勝利を確実にすると、伸び悩んだ。東証1部の値下がり銘柄数は1265（全体の59％）。売買代金は2.52兆円と2月21日（2.09兆円）以来の3兆円割れ。
【東証一部売買代金】 2兆5244億円
【時価総額】 565兆円
【ＲＳＩ】 （日経平均株価）13.3 （ＴＯＰＩＸ）9.0
【日経平均株価 新値三本足】 （陽転値）22426.19円（陰線）5本
5日（木） データ収集不足の為、コメントなし。
6日（金） 日経平均、一時715円安
日経平均株価は前日比579円安の2万749円と3日ぶりに大幅反落した。5日の米国株式市場では、アジアや欧州での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、NYダウが大幅に下落。米長期金利低下を受けた円高進行も日本株の逆風となった。後場は日銀のETF買い観測が下支えとして意識されたものの、買いは続かず、１ドル＝１０５円台まで円高が進行したこともあり７１５円安まで下落した。東証１部の値下がり銘柄数は2114（全体の98％）。売買代金は2.83兆円。
【東証一部売買代金】 2兆8335億円
【時価総額】 554兆円
【ＲＳＩ】 （日経平均株価）16.6 （ＴＯＰＩＸ）12.1
【日経平均株価 新値三本足】 （陽転値）21948.23円（陰線）6本
※投資部門（個人・海外）別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。
「現物」 ： 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より
「先物」 ： 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの
日経225先物 ＋ 日経225mini ＋ TOPIX先物 ＋ ミニTOPIX先物
※文中の「ＲＳＩ」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞（モーニングスター）より参照しております。
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