3月第2週(8日~12日)投資部門別取引状況

日経平均株価(3/8)  月曜日始値 29,208.19円
日経平均株価(3/12)   金曜日終値 29,717.83円
週間増減幅 +509.64円

 

【個人投資家】
(現物)     -3,049億円売り越し
(先物)       30億円買い越し
(合計)     -3,019億円売り越し

 

【海外投資家】
(現物)       3,008億円買い越し
(先物)      -1,275億円売り越し
(合計)        1,733億円買い越し

 

 

《この週何があった?》 3月第2週(8日~12日)

 

8日(月)3連敗、121円安
日経平均株価は前週末比121円安の2万8,743円と3日続落した。5日の米国株式市場では、米2月雇用統計の改善を背景にNYダウとナスダック総合指数がともに反発したことから、日経平均の寄り付きは343円高。米追加経済対策の上院通過も手掛かりにその後は391円高まで上昇したものの、米長期金利上昇への警戒感などから米ナスダック先物が下落。日経平均も上げ幅を縮小した。後場は上海総合指数の軟調推移が重しとなり、220円安まで下落した。東証1部の値下がり銘柄数は1,211(全体の55%)。東証1部の売買代金は2.98兆円と、2日ぶりに3兆円を割り込んだ。
【東証①部売買代金】 2兆9,862億円
【東証①部時価総額】 701兆円
【RSI】 (日経平均株価)36.7 (TOPIX)38.6
【日経平均株価 新値三本足】   (陽転値)28,966.01円(陰線)4本

 

9日(火)4日ぶり反発
日経平均株価は前日比284円高の2万9,027円と4日ぶりに反発した。約1週間ぶりに2万9,000円に乗せた。ただ、米長期金利上昇への警戒感もあり、半導体関連などグロース(成長)株が売られ、134円安まで下押しした。その後はバリュー(割安)株が広範囲に物色され、プラス圏に切り返した。後場は310円高まで上昇した。中国政府に関係するファンドが中国本土株を買ったとも報じられた。個別銘柄では、傘下の投資ファンドのSPAC(特別買収目的会社)が米ナスダック市場に上場すると伝わったソフバンGが高い。東証1部の値上がり銘柄数は1,848(全体の84%)。東証1部の売買代金は3.27兆円と、2月26日(3.62兆円)以来の高水準。
【東証①部売買代金】 3兆2,706億円
【東証①部時価総額】 710兆円
【RSI】 (日経平均株価)35.5 (TOPIX)41.5
【日経平均株価 新値三本足】  
(陽線)1本(陰転値)28,743.25円

 

10日(水)日経平均、小幅続伸
日経平均株価は前日比8円高の2万9,036円と小幅に続伸した。9日の米国市場では、1.9兆㌦規模の追加経済対策が数日中に成立する見込みとなったほか、懸念されていた3年国債入札も好調な結果となり長期金利の上昇が一段落。NYダウ、ナスダックともに上昇した。米ハイテク株上昇の流れを受け、この日の日経平均は205円高まで上昇した。後場は前日終値を挟んだもみ合いとなり、方向感に欠ける展開が続いた。東証1部の値下がり銘柄数は1,218(全体の56%)。東証1部の売買代金は2.89兆円と2日ぶりの3兆円割れ。
【東証①部売買代金】 2兆8,999億円
【東証①部時価総額】 710兆円
【RSI】 (日経平均株価)36.9 (TOPIX)42.4
【日経平均株価 新値三本足】  
(陽線)2本(陰転値)28,743.25円

 

11日(木)3日続伸、175円高
日経平均株価は前日比175円高の2万9,211円と3日続伸した。10日の米国市場は、1.9兆㌦の追加経済対策が下院で可決したことでNYダウが上昇した一方、ナスダック総合指数は上値は重かった。後場は、戻り待ちの売りに押されて一時は上値の重い展開となったが、円安進行を手掛かりに218円高まで上昇した。東証1部の値下がり銘柄数は1,558(全体の71%)。東証1部の売買代金は2.86兆円。
【東証①部売買代金】 2兆8,692億円
【東証①部時価総額】 713兆円
【RSI】 (日経平均株価)39.6 (TOPIX)46.7
【日経平均株価 新値三本足】  
(陽線)3本(陰転値)28,864.32円

 

12日(金)506円、25日線回復
日経平均株価は前日比506円高の2万9,717円と4日続伸。前日にNYダウとナスダック総合指数がともに上昇したことを受け、日経平均の寄り付きは76円高。18、19日の金融政策決定会合では、日銀が政策点検を行い、日経平均型のETFを除外するとの観測が浮上。ファストリテに売りが強まったことから小幅安に転じたが、その後は切り返した。後場は、時間外取引で米ダウ先物が堅調となり、532円高まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄数は1,243(全体の57%)。東証1部の売買代金は3.62兆円と、1月28日(4.83兆円)以来の高水準。日経平均先物・オプション3月限SQ(特別清算指数)は2万9,282円41銭。
【東証①部売買代金】 3兆6,235億円
【東証①部時価総額】 723兆円
【RSI】 (日経平均株価)47.1 (TOPIX)54.0
【日経平均株価 新値三本足】   
(陽線)4本(陰転値)29,027.94円

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております。


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