3月第3週(15日~19日)投資部門別取引状況

日経平均株価(3/15) 月曜日始値 29,804.50円
日経平均株価(3/19) 金曜日終値 29,792.05円
週間増減幅 -12.45円

 

 

【個人投資家】
(現物)     -3,186億円売り越し
(先物)     474億円買い越し
(合計)    -2,713億円売り越し

【海外投資家】
(現物)      4,089億円買い越し
(先物)      1,557億円買い越し
(合計)      5,646億円買い越し

 

《この週何があった?》 3月第3週(15日~19日)

15日(月)日経平均、5日続伸
日経平均株価は前週末比49円高の2万9,766円と、小幅ながら5日続伸した。前週末12日はNYダウが史上最高値を更新したことから、日経平均の寄り付きは86円高。ただ、米国株式市場では米長期金利の上昇を受けてハイテク圏に沈むなど不安定な動きとなった。東証1部の値上がり銘柄数は1,800(全体の82%)。東証1部の売買代金は2.93兆円。
【東証①部売買代金】 2兆9,345億円
【東証①部時価総額】 729兆円
【RSI】 (日経平均株価)46.2 (TOPIX)55.3
【日経平均株価 新値三本足】   
(陽線)5本(陰転値)29,036.56円

 

16日(火)TOPIX、30年ぶり高値
日経平均株価は前日比154円高の2万9,921円と、6日続伸した。米国市場ではナスダック総合指数が反発し、日本のハイテク株にも買いが入ったことなどから上げ幅を拡大。一時259円まで上昇し、3万円を回復した。ただ、後場は上値の重い展開。16日~17日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、様子見気分が強まった。TOPIXは1991年以来の高値を付けた。東証1部の値上がり銘柄数は1,529(全体の70%)。東証1部の売買代金は2.90兆円。
【東証①部売買代金】 2兆9,091億円
【東証①部時価総額】 734兆円
【RSI】 (日経平均株価)52.5 (TOPIX)64.9
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)6(陰転値)29,211.64円

 

17日(水)TOPIXは7連騰
日経平均株価は前日比6円安の2万9,914円と7日ぶりの小反落。一方、TOPIXは7連騰し、連日で高値を更新した。前日までの6連騰の反動に加え、NYダウが8日ぶりに反落したことを受け、売りが先行した。17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に手控え気分が強まった。LINEの個人情報管理に不備があったとの報道を受け、親会社のZHDのほか、ソフバンGが軟調だったことも重しとなった。東証1部の値上がり銘柄数は1,409(全体の64%)。東証1部の売買代金は2.57兆円と、3日連続で減少した。
【東証①部売買代金】 2兆5,794億円
【東証①部時価総額】 735兆円
【RSI】 (日経平均株価)47.0 (TOPIX)61.9
【日経平均株価 新値三本足】  
(陽線)6(陰転値)29,211.64円

 

18日(木)TOPIX、2,000㌽回復
日経平均株価は前日比302円高の3万216円と反発し、4週間ぶりに3万円台を回復した。17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、FRB(米連邦準備制度理事会)が2023年末まで現行のゼロ金利政策を続けるとの見通しを示し、NYダウは史上最高値を更新した。米株価指数先物が上昇し、上海総合指数も反発したことから、日経平均は570円高まで上昇した。後場は上げ幅を縮小。日銀がETFの買い入れについて年6兆円の目安をなくすと伝わり、警戒感につながった。TOPIXは1991年以来の2,000㌽に乗せた。東証1部の値上がり銘柄数は1,444(全体の66%)。東証1部の売買代金は3.35兆円と、3月12日(3.62兆円)以来の高水準。
【東証①部売買代金】 3兆3,544億円
【東証①部時価総額】 743兆円
【RSI】 (日経平均株価)68.3 (TOPIX)85.2
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)7本(陰転値)29,717.83円

 

19日(金)急反落、424円安
日経平均株価は前日比424円安の2万9,792円と急反落し、3万円を2日ぶりに割り込んだ。18日の米国市場では、米金利上昇を受け、割高感が意識されたハイテク株が下落したことから、日経平均の寄り付きは312円安。その後は下げ渋る動きとなったものの、後場に日銀がETF購入対象をTOPIX連動型に限定したことにより、ファストリテなどの日経平均寄与度の高い銘柄が売られて指数も一時595円安まで急落した。一方、TOPIXは9連騰で新値追い。東証1部の値上がり銘柄数は1,491(全体の68%)。東証1部の売買代金は4.44兆円と、1月28日(4.83兆円)以来の高水準。
【東証①部売買代金】 4兆4,456億円
【東証①部時価総額】 744兆円
【RSI】 (日経平均株価)52.0 (TOPIX)82.3
【日経平均株価 新値三本足】   (陽線)7本(陰転値)29,717.83円

 

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております。


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