4月第3週(19日~23日)投資部門別取引状況

日経平均株価(4/19) 月曜日始値 29,688.32円
日経平均株価(4/23) 金曜日終値 29,020.63円
週間増減幅 -667.69円

 

 

 

【個人投資家】
(現物)       4,048億円買い越し
(先物)       -734億円売り越し
(合計)      3,314億円買い越し

 

【海外投資家】
(現物)      -172億円売り越し
(先物)      -2,762億円売り越し
(合計)      -2,935億円売り越し

 

《この週何があった?》 4月第3週(19日~23日)

 

19日(月)
【東証概況】
都の緊急事態要請検討意向が警戒され、日経平均は朝方下げたが、売り一巡後は小動き。日米首脳会談で半導体サプライチェーン連携が謳われたため、レーザーテックなどが買われ、SUMCOは新工場建設検討で高い。直近新規公開の紀文食品は連日の高騰。一方、首相が米国の対中強硬姿勢に追随したため、良品計画や資生堂など中国関連の一角は下落。日米首脳会談通過で環境関連のレノバは急落。JRや空運が売られた。
【日経平均】29,685.37 +2.00
【TOPIX】1,956.56 -4.31
【売買代金】 2兆601億円
【時価総額】 724兆4,548億円
【値上がり】 1000銘柄
【値下がり】 1094銘柄
【変わらず】 96銘柄
【新高値】 75銘柄
【新安値】 26銘柄
【騰落レシオ】 104.32% -6.31
【サイコロジカル】 8勝4敗

 

20日(火)
【東証概況】
東京と大阪の緊急事態宣言検討で日経平均は大幅安。ほぼ全面安となり、空運や不動産、機械や電機の下落率が大きかった。ユーグレナは海外公募株の発行価格がディスカウントで決定したため売られた。一方、これまで調整が続いたOLCは悪材料の折り込みが進んだという見方から9日ぶりに反発。大手海運が続伸となり、王子HDは減益幅縮小見通しで買われた。明豊ファシリティは業績上昇修正と増配でストップ高。
【日経平均】29,100.38  -584.99
【TOPIX】1,926.25  -30.31
【売買代金】 2兆3,866億円
【時価総額】 713兆2,100億円
【値上がり】 240銘柄
【値下がり】 1899銘柄
【変わらず】 52銘柄
【新高値】 30銘柄
【新安値】 88銘柄
【騰落レシオ】 94.57% -9.75
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

21日(水)
【東証概況】
日経平均は大幅続落。世界的なコロナ感染拡大や国内の休業要請観測を警戒。全面安となり、トヨタやソニーG、東エレク、三菱UFJが売られ、東芝は被買収提案が中止となり下落。中国テンセント子会社が出資した楽天は日米両政府が経済安全保障の観点から共同で監視方針と報じられ警戒された。世界景気への不安から鉄鋼と非鉄の下落率が大きい。一方、ソフトバンクGは最高益観測報道で上昇。ユーグレナが反発した。
【日経平均】28,508.55 -591.83
【TOPIX】1,888.18 -38.07
【売買代金】 2兆6,462億円
【時価総額】 699兆756億円
【値上がり】 132銘柄
【値下がり】 2028銘柄
【変わらず】 31銘柄
【新高値】 13銘柄
【新安値】 217銘柄
【騰落レシオ】 85.65% -8.92
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

22日(木)
【東証概況】
日経平均は3日ぶりに急反発した。米国株反発に加え、オランダの半導体製造装置メーカーのASMLが年間売り上げ高見通しを上昇修正し、値がさの半導体関連に連想買いが入ったことが貢献した。海運大手は野村證券による目標株価引き上げが追い風。gumiは出資企業がカナダの企業と提携したことで急騰した。一方、空運は軟調。コロプラは任天堂から特許権侵害控訴で損害賠償額が引き上げられたことで売られた。
【日経平均】29,188.17 +679.62
【TOPIX】1,922.50 +34.32
【売買代金】 2兆2,746億円
【時価総額】 711兆8,703億円
【値上がり】 1822銘柄
【値下がり】 287銘柄
【変わらず】 82銘柄
【新高値】 37銘柄
【新安値】 39銘柄
【騰落レシオ】 88.10% +2.45
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

23日(金)
【東証概況】
米国で富裕層向け株式譲渡益課税の倍増観測が報じられ、日経平均も反落。日本電産は永守会長がCEOから外れることが不安視された。ビットコイン下落でマネックスGは大幅安。半導体関連が売られ、鉄鋼は海運市況高による運搬コスト増を警戒。一方、東芝は続伸。ソニーGが買われ、米国の航空会社で現金流出ペースが鈍化したため、ANAとJALは物色された。休業要請が出ると悪材料出尽くしとの期待で百貨店は上昇。
【日経平均】29,020.63 -167.54
【TOPIX】1,914.98 -7.52
【売買代金】 2兆44億円
【時価総額】 708兆7,656億円
【値上がり】 708銘柄
【値下がり】 1376銘柄
【変わらず】 106銘柄
【新高値】 28銘柄
【新安値】 44銘柄
【騰落レシオ】 83.10% -5.00
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞より参照しております。

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。


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