5月第4週(24日~28日)投資部門別取引状況

日経平均株価(5/21) 金曜日終値 28,317.83円
日経平均株価(5/28) 金曜日終値 29,149.41円
前週比 +831.58円

 

 

 

【個人投資家】
(現物)       -3,358億円売り越し
(先物)       -1,046億円売り越し
(合計)      -4,404億円売り越し

【海外投資家】
(現物)       3,738億円買い越し
(先物)       1,799億円買い越し
(合計)       5,537億円買い越し

 

《この週何があった?》 5月第4週(24日~28日)

 

24日(月)
【東証概況】
日経平均は伸び悩んだ。大規模ワクチン接種が始まったことは支援材料だが、米国でインフレ警戒感が根強いことが警戒された。海運市況高で川崎汽船が値を飛ばし、経済再開期待で空運や銀行や鉄鋼も上昇した。一方、ソフトバンクGは売られ、東エレクも安い。キーエンスは大和証券による格下げが響いた。すかいらーくは公募増資発表で下落し、SBIは子会社が業務停止命令の観測報道で売られた。医薬品が軟調だった。
【日経平均】28,364.61 +46.78
【TOPIX】1,913.04 +8.35
【売買代金】 2兆1,504億円
【時価総額】 706兆3,894億円
【値上がり】 1394銘柄
【値下がり】 715銘柄
【変わらず】 83銘柄
【新高値】 94銘柄
【新安値】 73銘柄
【騰落レシオ】 88.42% +1.82
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

25日(火)
【東証概況】
日経平均は4日続伸だが、東証1部全体では下落銘柄の方が多かった。物色が向かったのは、緊急事態宣言の延長観測で任天堂などのゲーム関連と半導体製造装置、暗号資産の反発を受けた証券株。DMG森精機は野村証券による投資判断引き上げが好感された。他に、洋上風力発電関連のレノバも高い。一方、緊急事態宣言の延長に関連して、三越伊勢丹やワタミなどの消費関連は売られ、海運は利食い売りで反落した。
【日経平均】28,553.98 +189.37
【TOPIX】1,919.52 +6.48
【売買代金】 2兆2,039億円
【時価総額】 708兆6,926億円
【値上がり】 698銘柄
【値下がり】 1417銘柄
【変わらず】 77銘柄
【新高値】 80銘柄
【新安値】 79銘柄
【騰落レシオ】 88.15% -0.27
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

26日(水)
【東証概況】
安寄りした後、持ち直し日経平均は5日続伸。ワクチン接種の拡大期待で「じゃらん」のリクルートやJAL、OLC、HISなど旅行関連の上げが目立った。そのほか、パナソニックや川崎重工、IHIといった大型株も堅調だった。半面、中国の価格抑制策を受け鉄鋼は売られた。巣ごもり関連のオイラ大地やサイバーエージェントが安い。コロナ感染拡大の影響で出生数が80万人を割り込む可能性から育児用品のピジョンは下落。
【日経平均】28,642.19 +88.21
【TOPIX】1,920.67 +1.15
【売買代金】 2兆4,138億円
【時価総額】 709兆3,096億円
【値上がり】 768銘柄
【値下がり】 1308銘柄
【変わらず】 116銘柄
【新高値】 56銘柄
【新安値】 126銘柄
【騰落レシオ】 84.99% -3.16
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

27日(木)
【東証概況】日経平均は6日ぶりに反落。MSCI指数の日本株ウェイト低下に伴う資金流出が重しに。ソフトバンクGや日本電産、村田製作所、ファナックが売られ、鉄鋼と海運も安い。富士通は不正アクセスを受け、国土交通省の情報が流出したことで下落した。一方、空運は続伸となった。アドバンテストは堅調。アステラス製薬とタチエスは中期経営計画を発表し買われた。フジミインコーポはGS証券による新規「買い」判断で最高値更新。
【日経平均】28,549.01 -93.18
【TOPIX】1,911.02 -9.65
【売買代金】 5兆5,995億円
【時価総額】 705兆9,148億円
【値上がり】 474銘柄
【値下がり】 1647銘柄
【変わらず】 71銘柄
【新高値】 53銘柄
【新安値】 165銘柄
【騰落レシオ】 81.37% -3.62
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

28日(金)
【東証概況】バイデン米大統領が予算教書で6兆㌦(約660兆円)の歳出要求との観測で、日経平均は大幅高。2万9000円を回復した。幅広い銘柄が上昇し、ソフトバンクGやトヨタ、東エレク、三菱UFJや鉄鋼が買われ、OLCも高い。欧州エアバスの増産報道で東レや大阪チタニウムに連想買い。治験支援のEPS はMBOが発表されストップ高。一方、花王やアドバンテスト、サイバーエージェントは安い。
【日経平均】29,149.41 +600.40
【TOPIX】1,947.44 +36.42
【売買代金】 3兆1,088億円
【時価総額】 718兆9,300億円
【値上がり】 1847銘柄
【値下がり】 315銘柄
【変わらず】 30銘柄
【新高値】 76銘柄
【新安値】 34銘柄
【騰落レシオ】 86.60% +5.23
【サイコロジカル】 8勝4敗

 

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。

 


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