6月第2週(7日~11日)投資部門別取引状況

日経平均株価(6/04) 金曜日終値 28,941.52円
日経平均株価(6/11) 金曜日終値 28,948.73円
前週比 +7.21円

 

 

【個人投資家】
(現物)      1,483億円買越し
(先物)      -123億円売越し
(合計)     1,360億円買越し

 

 

【海外投資家】
(現物)     -2,264億円売越し
(先物)      2,127億円買越し
(合計)      -137億円売越し

 

 

《この週何があった?》 6月第2週(7日~11日)

 

7日(月)
【東証概況】
日経平均は小反発。連騰続きだったレーザーテックをはじめとした半導体関連は一服となったが、代わりにTDKや太陽誘電、イビデンなどの電子部品が物色された。オリンパスは顕微鏡など科学事業の分社を検討し、内視鏡への経営資源集中案を好感。海運も堅調。アインHDは今期事業予想を好感。一方、鉄スクラップの争奪戦によるコスト上昇への警戒感で鉄鋼が売られ、自動車もさえない。コマツはGS証券の格下げで下落。
【日経平均】29,019.24 +77.72
【TOPIX】1,960.85 +1.66
【売買代金】 2兆1,910億円
【時価総額】 723兆3,289億円
【値上がり】 1052銘柄
【値下がり】 1036銘柄
【変わらず】 105銘柄
【新高値】 138銘柄
【新安値】 31銘柄
【騰落レシオ】 101.28% +2.30
【サイコロジカル】 8勝4敗

 

 

8日(火)
【東証概況】
日経平均は75日線が上値を抑えて小幅安ながら、東証1部では上昇銘柄数の方が多い。エーザイはアルツハイマー治療薬が米国で承認されストップ高。シスメックスはエーザイ関連で急騰。アフターコロナへの期待でリクルートとサイゼリヤなど外食の一角が年初来高値。海運が強調を継続。半面、レーザーテックはみずほ証券の格下げで続落。ダイキンは中期経営計画目標値が控えめで下落。ペルーの資源国有化リスクで非鉄株が安い。
【日経平均】28,963.56 -55.68
【TOPIX】1,962.65 +1.80
【売買代金】 2兆1,864億円
【時価総額】 724兆2,454億円
【値上がり】 1399銘柄
【値下がり】 692銘柄
【変わらず】 102銘柄
【新高値】 104銘柄
【新安値】 16銘柄
【騰落レシオ】 107.45% +6.17
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

 

9日(水)
【東証概況】
日経平均は続落。エーザイが買い気配続きの為、SQ週のインデックス売買に支障を来すという懸念も影響。レーザーテックや東エレク、日本電産、SMCなど成長株が売られ、海運が反落。一方、米独の渡航制限緩和で空運が買われ、ワクチン接種によるアフターコロナへの期待で不動産とウェディング関連が高い。日本ケミファは抗うつ薬の研究に大日本住友薬が参画し、ライセンス供与による契約金収入期待でストップ高。
【日経平均】28,860.80 -102.76
【TOPIX】1,957.14 -5.51
【売買代金】 2兆3,029億円
【時価総額】 722兆3,090億円
【値上がり】 972銘柄
【値下がり】 1106銘柄
【変わらず】 115銘柄
【新高値】 128銘柄
【新安値】 17銘柄
【騰落レシオ】 107.79% +0.34
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

 

10日(木)
【東証概況】
日経平均は反落。レーザーテックが反発し、塩野義は年内にワクチン「3000万人分量産へ」と報じられたことで上昇。コンテナ船運賃高騰が続き、郵船は上場来高値更新。コーナン商事は旧村上ファンド系が5%超保有し急騰。ブイキューブはバーチャルオンリー株主総会配信サービスが材料視された。一方、エーザイは大和証券が慎重な見解を示し反落。空運は一服となり、すかいらーくなど外食が軟調で、建設がさえない。
【日経平均】28,958.56 +97.76
【TOPIX】1,956.73 -0.41
【売買代金】 2兆4,042億円
【時価総額】 722兆3,110億円
【値上がり】 991銘柄
【値下がり】 1066銘柄
【変わらず】 136銘柄
【新高値】 67銘柄
【新安値】 28銘柄
【騰落レシオ】 102.97% -4.82
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

 

11日(金)
【東証概況】
週末の手控えが影響し日経平均は小動き。エーザイが反発し第一三共など、ほかの医薬品も高い。職場接種に医師を紹介するエムスリーも買われた。海運が強調を持続。東邦チタニウムはENEOSが親子上場解消検討と報じられ大幅高。ラクスルは業績上方修正で買われた。一方、レーザーテックは反落し、クボタやナブテスコなど機械株が安い。金利低下で銀行が売られ、オフィス空室率の上昇継続が響き、不動産も安い。
【日経平均】28,948.73 -9.83
【TOPIX】1,954.02 -2.71
【売買代金】 2兆9,082億円
【時価総額】 721兆7,923億円
【値上がり】 709銘柄
【値下がり】 1363銘柄
【変わらず】 121銘柄
【新高値】 62銘柄
【新安値】 31銘柄
【騰落レシオ】 96.32% -6.65
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

 

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。


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