沢登り大好き証券マンのレポート

■久しぶりの沢行きです

10月中には孫を連れてこようと、足慣らしと下見で丹沢の葛葉本谷へ行って来ました。久しぶりの沢登りで新鮮でしたが、親子連れで遡行していた9歳の男の子が、果敢にシャワーを浴びながら登っているのには驚きました。写真は後半中間部の富士型の滝です。

 

■岸田新総裁・緊急事態宣言解除

9月29日、自由民主党の新総裁は岸田文雄氏に決まりました。目新しさはあまりないように感じていますが、新総裁の政策では「医療難民ゼロ」や「困窮者や中小企業に給付金、経済対策数十兆円」、「子育て世帯の住居、教育費支援」、「5Gの早期展開、テレワークで2地域生活振興」などが目立ちますが、金融所得課税引き上げも検討するとしています。衆院選も迫っていますので、新総裁の政権運営や政策から目を離せません。

9月30日に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が全面的に解除されました。外食・サービス業が営業再開に向けた人手確保と感染再拡大の防止に苦慮していますが、酒類提供が解禁されると客足の回復が見込まれるほか、料理の追加注文が増えるなどの波及効果が期待できそうです。そこで今回は以下の5銘柄に注目しました。なお株価、PER、PBRは9月3日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。

 

2802 味の素 東証1部

株価 3284    PER 29.8    PBR 2.85

調味料国内最大手の企業で、アミノ酸技術で飼料・医薬など多角化しています。調味料も外食向けは回復しています。7月30日に発表された2022年3月期第1四半期決算によりますと、売上高は調味料・食品及び冷凍食品において、海外における家庭用品の好調やコロナ蔓延の影響を受けた外食用・業務用製品が一部復調、ヘルスケア等においても大幅な増収となった結果、2763億円(前年同期比111.5%)となりました。

子会社AGFはコーヒー豆価格高騰を受け、10月から店頭価格を2割ほど上昇させます。9月16日、当社は社員の人事情報を「見える化」し、人材の有効活用や人員の適正配置につなげるため、新しい人事関連システム運用を始めたと発表しました。全社員の人事情報の共有は国内では珍しいそうです。9月28日、資金用途を環境・社会の持続可能性に貢献する事業に特化した社債「サステナビリティボンド」100億円を当社として初めて発行すると発表しました。

 

■4477 BASE 東証M

株価 1133    PER ー    PBR 7.82

個人、小規模事業者向けECプラットフォーム「BASE」を運営しています。店舗売上連動の利用料が収入源です。当社のネットショップが作成できるサービスは、導入が簡単な決済機能、トランザクション解析ツールなどネットショップ運営に必要な機能を備えており、簡単な操作性でネットショップを運用できます。ショップオーナーがリスクがなく即時に資金調達できる金融サービスも行っています。

英ベイリー・ギフォードの投資スペシャリスト、トーマス・プラチェット氏は「デジタル庁が設置されるなど、デジタル化の進展という日本の構造変化に期待している」として、当社について「今後5~10年で日本の主要なECプラットフォームになるかもしれない」と期待しています。9月21日、当社の運営するネットショップ作成サービス「BASE」のショップ開設数が160万ショップを突破したと発表しました。

 

■4716 日本オラクル 東証1部

株価 9700    PER 24.8    PBR 14.66

米国オラクル日本法人で、データベース管理ソフトで独走しています。当社が9月21日発表した2021年6~8月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比17%増の117億円でした。金融機関などでインターネット経由でソフトウエアが利用できるクラウドサービスの導入が拡大したことで利益を押し上げました。新型コロナウイルスでテレワークを継続する中、出張費などの経費を抑制できたことも寄与しました。

継続課金型の主力事業「クラウドサービス&ライセンスサポート」の売上高が336億円と前年比11%増えたことで、今後の売り上げ拡大に対する可視性が増したとの見方もあるようです。また当社は22年4月予定の東証の市場再編で「スタンダード市場」の選択申請を発表、親会社による同社株式の売り出し懸念が解消しました。

 

■7611 ハイデイ日高 東証1部

株価 1718    PER 65.2    PBR 3.12

首都圏の駅前・繁華街立地で中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」を展開しています。29日の日本経済新聞朝刊では「2021年3月~8月の単独営業損益が25億円前後の赤字(前年同期は20億円の赤字)になったことが分かった」の伝えました。市場では赤字拡大について「営業時間の短縮要請を受けていたため驚きはない」と受け止められました。

30日の当社2022年2月期第2四半期決算短信によりますと営業利益は26億2百万円の赤字と、ほぼ日経新聞の伝えた通りとなりました。単価が高く採算性が高い酒類提供の制限が響いたようで、21年3~8月期では前年同期から客単価が1割近く落ち込みました。挽回に向け新型コロナ禍でも出店には積極的で、1都3県の駅前立地というこれまでの基本戦略だけだなく、ロードサイドにも出店するなど新たな顧客層の獲得を急いでいます。当社はこれまでの利益余剰金(内部留保)が厚く、5月末時点の自己資本比率は84%と財務的な不安は大きくありません。

 

■8179 ロイヤルホールディングス 東証1部

株価 2190    PER ー    PEB 4.53

「ロイヤルホスト」と天丼「てんや」を展開している外食の老舗で、ホテルが収益の柱となっています。厳しい経営環境が続く外食大手が資本を増強するケースが相次いでいます。双日や複数の金融機関は3月、当社に対し約240億円を出資しました。当社が実施した約100億円の第三者割当増資や78億円分の新株予約権を双日が、約60億円の優先株を取引行の福岡銀行や西日本シティ銀行などが引き受けました。

当社は調達した資金を借入金の返済や運転資金に充てるほか、巣ごもり需要を狙った冷凍食品「ロイヤルデリ」を増産するため、工場の設備投資などに使います。また筆頭株主となった双日とは、資本・業務提携を締結し、成長分野と位置付けるアジアを中心とした海外事業の展開を進めます。

 

どのような考え方で銘柄を選択しているのか、興味をお持ちの方にはお伝えいたします。また上記5銘柄のご質問以外にも、お持ちになっている銘柄のご相談などございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

03-6778-8725(直通)  090-2649-0396(携帯) k.sakakibara@dai-ichi-premiere-sec.co.jp

※ 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。


日本ブログ村に参加しています。
バナーをクリックし応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ