沢登り大好き証券マンのレポート

■海沢三滝 三つ釜の滝

11日、滝本から大岳山に登り山頂直下から海沢園地を経て奥多摩駅まで歩きました。歩数計では33,000歩ほどで7時間近く歩きました。山頂直下から海沢園地までの登山道は道が荒れており、分かりにくい個所もあるとのことでロープが張られて通行止めとなっていましたが、比較的踏み跡もしっかりしており過去に歩いた経験もありましたのでその山道を歩くことにしました。途中山道が崩れロープを頼りに下る個所が何か所かあり、渡渉箇所が分かりにくいなどありましたが、問題なく歩けました。途中登山者には3人しか会わず静かな山歩きを楽しめました。写真は海沢三滝の一つ、三つ釜の滝です。写真ではなかなか伝わりませんが,滝つぼの水の色が澄んだ紺色でじっと見ていると引き込まれそうです。来夏はこの沢を遡行したいと思いました。

 

FOMC

米連邦準備理事会(FRB)は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の縮小)加速を決め、来年の利上げ回数を従来の1回から3回に増やすとの予想を示しました。FRBは来月1月から新規の資産購入額を月300億ドルずつ減らす方針を決め、減額幅は11月に決めた月150億ドルから2倍に拡大しました。このペースが続くと来年3月頃に量的緩和が終了する見込みです。

会見後の記者会見でパウエルFRB議長は利上げ時期について明言を避けました。市場では「来年の利上げは米経済の回復ペース次第と慎重姿勢を見せ、株式の買い安心感につながった」との声もありました。はぼ市場の想定内の結果と受け止められ、FOMCを通過した安心感から15日のNY市場では買いが優勢となりました。

ここからは私見ですが、テーパリングの加速や利上げ観測の中でも脱炭素の大きな流れは変わらないと思います。そこで今回はEVなどに必要なパワー半導体(電力の転換や制御をつかさどる半導体)を扱う以下の企業に注目しました。

 

■6963 ローム 東証1部

株価 10,630    PER 20.4    PBR 1.31

カスタムLSI が首位で、ダイオードなど半導体素子や抵抗器が有力な企業です。10月28日、ステイホームやテレワークなどライフスタイルの変化により、家電や事務機など民生機器関連市場向けの需要が想定より好調に推移、産業機器関連市場向けも想定以上に売り上げを伸ばしたことから,2022年3月期第2四半期の業績予想を上方修正しました。

同社は25年までにSiCパワー半導体(耐圧性はシリコンの10倍で高い電圧がかかっても効率的に電力管理できる)の生産能力を5倍以上にするため、約500億円を投じます。すでに中国自動車大手の吉利汽車のEVに採用が決まっており、現在2割弱という世界シェアを早期に3割まで高める予定です。またマレーシアの半導体工場の生産能力を1.5倍に拡大、世界シェアの過半を握る絶縁ゲートドライバを増産する計画です。同社の松本社長は「来期は投資の桁が変わる可能性もある」としています。

※株価、PER、PBRは12月17日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。

11月26日に挙げた5銘柄のその後の動きです

どのような考え方で銘柄を選択しているのか、興味をお持ちの方にはお伝えいたします。また上記5銘柄のご質問以外にも、お持ちになっている銘柄のご相談などございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

03-6778-8725(直通)  090-2649-0396(携帯) k.sakakibara@dai-ichi-premiere-sec.co.jp

※ 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。


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