沢登り大好き証券マンのレポート

■高水三山

20年(?)ぶりに奥多摩の高水三山を歩いてきました。青梅線の軍畑駅で下車、高水山、岩茸石山、惣岳山を経由して沢井駅に降りました。どれも800mに満たない低山ですが、適度に変化のあるアップダウンや岩茸石山からの素晴らしい展望など、人気のあるハイキングコースであることが納得できました。帰りには沢井にある小沢酒造で酒蔵や工場を見学、利き酒もして気に入った一升瓶をリックに詰めて帰ってきました。写真は登り始めに見た見事な蝋梅と岩茸石山です。

 

■注目のFOMC

FOMCの声明では「2%を優に超える物価と力強い労働市場を踏まえ、委員会は政策金利の誘導目標の引き上げが間もなく適切になると予想する」と次回3月の会合での利上げ開始を示唆し、併せて「バランスシートの規模縮小に関する方針」を公表し、利上げ開始後に資産圧縮を実施する方針を示しました。パウエル議長は記者会見で労働需給の逼迫はこれまで見たことがないレベルと強調し賃金インフレを警戒、資産圧縮についても早期実施に含みを持たせました。

ここからは私見ですが、利上げや資産圧縮などFRBのタカ派転換は市場に相当織り込まれたのではと思っています。国内主要企業の決算が出だしていますが好決算が目立つようですし、そろそろコツンという音が聞こえてくるのではないかと期待しています。今回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で低迷していた企業の中途採用活動が足元で活発になっているところから、下記銘柄に注目しました。なお株価、PER、PBRは1月28日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。

 

■4194 ビジョナル 東証マザーズ市場

株価 7,810    PER 68.3    PBR 11.52

クラウド活用の会員制転職サービス「ビズリーチ」、人材管理「ハーモス」などを展開している企業です。当社は2021年12月9日、2022年7月期第1四半期決算を発表しました。それによりますと主力事業であるビズリーチ事業においては、プロフェッショナル人材に対する企業の求人意欲の回復や広告宣伝活動等による求職者の増加を背景に好調に推移し、グループ全体の業績を大きくけん引する結果となりました。一方「ハーモス」は2021年11月に勤怠管理クラウド運営・IEYASU社株式の80.1%を取得、2022年3月に経費精算クラウド運営・イージーソフト社株式の100%を取得予定など、自社開発とM&Aにより、HCM(人的資本管理)エコシステム構築促進を目指しています。

 

同日連結業績予想の修正も併せて発表、コロナから成長回帰し、採用再開のリバウンド幅が足元想定以上に強く推移しているため、ビズリーチの通期売上予想を9月13日に開示した2022年7月期の連結業績予想を33億円上方修正し、連結売上高予想は410億円としました。連結営業利益は26億7千万円から60億円、連結経常利益を29億9千万円から63億2千万円、当期純利益を17億6千万円から41億円にそれぞれ上方修正しました。

 

当社はネット証券ではありません。担当者がきめ細かいサービスをしております。ご質問等には丁寧にお答えしていますので、お気軽に下記までお問い合わせください。

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