沢登り大好き証券マンのレポート

■最初はやはり葛葉です

今年最初の沢登はやはり丹沢の葛葉からです。ハーネス装着は少し太ったことが実感させられました。葛葉は初級者向けの沢ですが、たくさんの滝があり飽きさせません。標高800m付近から残雪が多くなり、装備や靴の関係から富士型の滝から引き返してきました。 久しぶりに普通の山歩きとは違った汗をかいた一日でした。

■ウクライナ情勢

ウクライナ情勢が混とんとしてきました。ロシアのプーチン大統領は2月27日、北大西洋条約機構(NATO)から攻撃的な発言がなされていることを理由に、核戦力を含む軍の核抑止部隊に任務遂行のための高度な警戒体制に移行するようショイグ国防相らに指示しました。一方欧州連合(EU)は3月2日、ロシアへの追加経済制裁として同国2位のVTBバンクなど大手7行を国際的な資金決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除すると発表しました。これらを受け2日に米下院で議会証言に臨んだ米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、地政学リスクの高まりを踏まえ3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げを見送り、通常の0.25%にとどめる考えを示しました。市場では「3月の利上げ開始は織り込み済みで、4月以降の利上げペースに関心が高い」と言われています。

ここからは私見ですが、現在市場の関心を一手に集めているウクライナ情勢は、情報がどちら側から出るにしても大きなバイアスがかかっているので、それらを見て一喜一憂しても踊らされているだけのように感じています。このような状況下での銘柄選びはウクライナ情勢からどのような影響を受けるか見えてこないグローバル企業よりも、国内で稼ぐ中小型株に注目したらいかがでしょうか。そこで今回は以下の銘柄に注目してみました。なお株価、PER、PBRは3月4日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。

 

■7564 ワークマン  東証JQ

株価 5,280円    PER 23.7    PBR 4.35

作業服、関連用品の専門チェーンでFC店が主軸となっています。女性客向け新業態も展開しており、積極的にPB開発をしています。同社は2月7日に第3四半期決算短信を発表しました。それによりますと経済活動の停滞や天候不順の影響により法人向けユニフォームが低調に推移したほか、原材料や配送運賃など仕入コストの上昇圧力が強く、厳しい経営環境となりました。このような状況のなか、プロ職人向け商品の再構築や、女性衣料やアウトドア関連など引き続き需要が高いカテゴリーを拡充、客層拡大に取り組みました。またネットとリアルの融合として、店舗受け取り限定のネット販売チャネルを新設、加盟店運営のサポート体制も強化しました。それらの結果、当第3四半期累計のチェーン全店売上高は1,259億6,300万円、営業総収入は917億7,800万円、四半期純利益は143億1,300万円となりました。

同社は今期から「収益認識に関する会計基準」を適用していますが、旧基準と単純比較すると前年同期比で純利益は7%増となっています。同社は都心部での店舗を今後10年で2倍の100店に増やす計画です。4月にも東京・銀座に初めて進出し、女性客を中心に顧客層の拡大を狙います。同社は従来、作業服など男性向けが中心でしたが、2018年ごろからファッション性の高いアウトドア衣料など品ぞろえを拡充し顧客層の拡大を目指してきました。現在の店舗数は約940店で都心部の割合は4%ですが、今後10年で商業施設内や路面店を出し、1割に高めます。コロナ化でアパレル各社が苦しむなか、同社は成長を続け22年3月期の売上高にあたる営業総収入は前期比7%増の1,144億円を目指しています。チャートは3年週足です。

 

 

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