沢登り大好き証券マンのレポート

■高尾・景信山

ここのところ、タイミングが合わず山や沢に行けていません。先日(4/2)も某ビアホールがビール半額キャンペーンをやっていたせいで、山行きができませんでした。4/3起床したところ雨が降っており意気消沈、それでも少しは歩きたかったので久しぶりに高尾方面へ行くことにしました。休日の高尾からのバスは臨時バスが出るほどの混雑ですが、雨天の今日の乗客は我々を含め8名、そのうち3名が同じコースをたどり景信山へ向かいました。写真は景信山からの城山方面です。山頂にかすかに電波塔が見えます。

■FOMC

6日FRBは3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を開示しました。それによりますと5月にも始める資産圧縮について「月950億ドルの削減が適切だ」との見方で参加者がおおむね合意していたことがわかりました。前回2017~2019年の資産圧縮は月100億ドルで始め、段階的に500億ドルに増やしましたがそれを大幅に上回るペースとなります。利上げは多くの参加者が「インフレ圧力が強まれば1回か、それ以上の回数にわたり0.5%の利上げが適切になる」と指摘しました。開示翌日(7日)の米株式市場ではFRBによる積極的な金融引き締めを警戒した売りが先行(305ドル安)しましたが、売り一巡後は下げ渋り小幅高(87ドル高)で終わりました。

ここからは私見ですが資産圧縮や0.5%利上げなどは以前から言われており、マーケットにはかなり織り込まれているのではないでしょうか。国内では今月下旬から3月決算企業の本決算発表が始まります。各企業の前期業績や今期経営計画などを注視しながら銘柄選びをしていきます。今回は自動運転や5G関連の以下の銘柄に注目してみました。なお株価、PER、PBRは4月8日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。

 

■6779   日本電波工業 東証プライム

株価 1,233円    PER 6.0    PBR 1.78

電波の送受信に欠かせない水晶デバイスで世界2位級の企業で、車載用がメインとなります。同社は2020年度(2021年3月期)から2022年度(2023年3月期)までの中期経営計画のもと構造改革を進めてきました。一連の構造改革に完了の目途がたったことに加え、車載、移動体通信向けを中心に想定を上回るペースで業績が回復したことで、前中期経営計画の経営目標を1年前倒しで達成する見通しとなりました。今後は高速通信規格(5G)需要の本格化や、自動車1台に搭載されるADAS(先進運転支援システム)機器の増加といった、同社が強みとする高精度・高信頼の水晶デバイスの需要が大きく増加すると見込んでおり、3月10日に新中期経営計画を発表しました。

その最重要施策として車載及び5G関連事業の盤石化や、成長戦略実現に向けた積極的な投資戦略を挙げています。経営目標としていずれも2024年度で、売上高580億円、営業利益率(IFRS)11%、自己資本比率40%、1株当たり配当金10円/半期としています。また同社は3月29日、公募増資などで約39億円(手取り概算額)を調達すると発表しました。自動車や高速通信規格(5G)向けの水晶デバイスの需要増加を受け、2025年3月までに30億円を設備投資の増強に充てる計画です。市場では「希薄化は小さくないが、自動車の部品不足が指摘される中で生産余力を高める同社の投資判断は評価できる」との声が聞かれました。チャートは1年日足です。

 

■3月18日に挙げた5銘柄のその後の動きです

 

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