5月第2週(10日~14日)投資部門別取引状況

日経平均株価(5/10) 月曜日始値 29,376.89円
日経平均株価(5/14) 金曜日終値 28,084.47円
週間増減幅 -1,292.42円

 

 

 

【個人投資家】
(現物)       4,453億円買い越し
(先物)       964億円買い越し
(合計)      5,417億円買い越し

 

【海外投資家】
(現物)      -4,215億円売り越し
(先物)      -6,914億円売り越し
(合計)      -11,129億円売り越し

 

《この週何があった?》 5月第2週(10日~14日)

 

10日(月)
【東証概況】
日経平均は3日続伸。前週末の米国株高を好感。日本製鉄とJFEが決算発表を受けて大幅高となり、冶金工は自社株買い発表で急騰。原油価格上昇で石油関連も高い。ソニーGは4日ぶりに反発し、トヨタは生産計画の観測報道で上昇。一方、ファーストリテは4月売上高が2年前に比べると弱かったことで下落。川崎汽船は今期の純利益予想を67%減と発表したことで売られ、ほかの海運も下落。レーザーテックとSUMCOが軟調。
【日経平均】29,518.34 +160.52
【TOPIX】1,952.27 +19.22
【売買代金】 2兆4,641億円
【時価総額】 721兆413億円
【値上がり】 1482銘柄
【値下がり】 614銘柄
【変わらず】 95銘柄
【新高値】 117銘柄
【新安値】 27銘柄
【騰落レシオ】 90.80% +6.31
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

11日(火)
【東証概況】
日経平均は急落。前日のNASDAQ大幅安に続き、本日の時間外取引でもNASDAQ100先物が下落したため、今晩の米国株が警戒された。ソフトバンクGが売られ、米半導体指数下落で東エレクとレーザーテック、SUMCOも安い。東海カーボンは第1四半期の4割営業減益で大幅安。一方、日本製鉄と郵船は堅調。味の素は自社株買い発表を好感。極東貿易は中期計画で3年間配当性向100%を維持すると発表しストップ高。
【日経平均】28,608.59 -909.75
【TOPIX】1,905.92 -46.35
【売買代金】 2兆9,567億円
【時価総額】 703兆9,936億円
【値上がり】 169銘柄
【値下がり】 1989銘柄
【変わらず】 33銘柄
【新高値】 69銘柄
【新安値】 125銘柄
【騰落レシオ】 88.55% -2.25
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

12日(水)
【東証概況】
日経平均は続落、一時2万8,000円割れ。反発して始まったが、今晩の米国消費者物価の発表を控え買いが続かず、台湾株の急落を受けて後場は下げ幅を拡大。ソフトバンクGや東エレクが売られ、海運や鉄鋼、石油、商社の下落率が大きい。日産は今期最終赤字予想で急落。一方、トヨタは自社株買いと株式分割を発表したことで上昇した。シャープは今期2ケタ増益計画で高い。ポイントサイト運営のセレスは好決算でストップ高。
【日経平均】28,147.51 -461.08
【TOPIX】1,877.95 -27.97
【売買代金】 3兆4,014億円
【時価総額】 694兆998億円
【値上がり】 349銘柄
【値下がり】 1795銘柄
【変わらず】 48銘柄
【新高値】 35銘柄
【新安値】 317銘柄
【騰落レシオ】 85.10% -3.45
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

13日(木)
【東証概況】
米国のインフレ警戒で続落。ソフトバンクGは株高に依存したが利益拡大が評価されず下落。半導体関連が軟調で、NECは今期減益予想を嫌気し売られた。ビットコイン急落を受けてマネックスGが大幅安。一方、セブン&アイは米投資会社による保有判明が話題となった。三菱ケミカルは今期の収益予想を新型コロナウイルス感染拡大前の水準を示したことで堅調。武蔵精密は大幅増益・増配見通しで急騰。
【日経平均】27,448.01 -699.50
【TOPIX】1,849.04 -28.91
【売買代金】 3兆523億円
【時価総額】 682兆8,819億円
【値上がり】 335銘柄
【値下がり】 1800銘柄
【変わらず】 57銘柄
【新高値】 23銘柄
【新安値】 432銘柄
【騰落レシオ】 78.86% -6.24
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

14日(金)
【東証概況】
前日の米国株高を受けて、日経平均は4日ぶりに反発。2万8,000円台を回復した。ファーストリテや東エレク、KDDIが買われ、決算がサプライズだったいすゞとIHIは急騰した。楽天Gはモバイル加入者数の増加が注目された。幅広い業種が反発し、精密やノンバンク、陸運が業種別上昇上位。一方、JFEと住友鉱山は売られ、東邦亜鉛は今期減益計画で下落。セコムと板硝子は今期予想がアナリスト予想を下回り売られた。
【日経平均】28,084.47 +636.46
【TOPIX】1,883.42 +34.38
【売買代金】 2兆8,867億円
【時価総額】 696兆1,106億円
【値上がり】 1790銘柄
【値下がり】 347銘柄
【変わらず】 55銘柄
【新高値】 50銘柄
【新安値】 114銘柄
【騰落レシオ】 80.61% +1.75
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。


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