9月第1週(30日~3日)投資部門別取引状況

日経平均株価(8/27) 金曜日終値 27,641.14円
日経平均株価(9/03) 金曜日終値 29,128.11円
前週比 +1,486.97円

 

 

 

【個人投資家】
(現物)            -4,918億円売越し
(先物)          -923億円売越し
(合計)       -5,840億円売越し

 

【海外投資家】
(現物)        3,670億円買越し
(先物)        2,957億円買越し
(合計)        6,627億円買越し

《この週何があった?》 9月第1週(30日~3日)

 

30日(月)
【東証概況】
日経平均は高寄り後、伸び悩んだ。前週末の米国株反発を好感したが、恒例の月末株安や自民党総裁選が気がかり。鉄鋼と海運は続伸。来年1月に高齢者向け3回目ワクチン接種の開始見通しを受けて、旅行関連が買われた。経済正常化期待から人材関連のパソナGが上昇。一方、ファーストリテは年初来安値。エムスリーが売られ、中外製薬や第一三共が安い。そのほか、巣籠もり関連に位置付けられるダイフクとヤマトHDが軟調。
【日経平均】    27,789.29 +148.15
【TOPIX】         1,950.14 +21.37
【売買代金】  2兆4,574億円
【時価総額】   716兆9,956億円
【値上がり】  1,853銘柄
【値下がり】  279銘柄
【変わらず】     55銘柄
【新高値】      78銘柄
【新安値】        9銘柄
【騰落レシオ】  104.70% +0.71
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

31日(火)
【東証概況】
月末最終日恒例の下落が警戒されたが、前場の下げが小幅だったため後場は買いが入り、日経平均は続伸。レーザーテックと海運、鉄鋼は前場から買いが継続。ファーストストリテやZHDが買われ、富士フィルムはSMBC日興証券による目標株価引き上げを好感。関西スーパーはH2Oリテイリングとの経営統合で急騰。一方、空運と電鉄、不動産は軟調、保険も安い。中国による未成年へのネットゲーム制限でコーエーテクモは下落。
【日経平均】    28,089.54 +300.25
【TOPIX】    1,960.70 +10.56
【売買代金】  3兆137億円
【時価総額】  721兆1,719億円
【値上がり】     1,047銘柄
【値下がり】  1,017銘柄
【変わらず】     125銘柄
【新高値】      115銘柄
【新安値】         12銘柄
【騰落レシオ】  99.37% -5.33
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

9月1日(水)
【東証概況】
日経平均は3日続伸。法人企業統計の改善と感染ピークアウト期待が原動力。村田製作所や太陽誘電が買われ、コマツは海外ファンドによる買い増し報道で上昇。証券や保険、銀行も堅調。明和産業は大幅増配を発表しストップ高。東京機械は買収防衛策に対して、アジア開発キャピタルが差し止め申し立て予定でストップ高。レーザーテックと海運、鉄鋼は利食い売りで反落。関西スーパーも反落した。日本電子は公募増資で下落。
【日経平均】     28,451.02円 +361.48
【TOPIX】          1,980.79 +20.09
【売買代金】  2兆7,721億円
【時価総額】     728兆4,284億円
【値上がり】  1,548銘柄
【値下がり】  532銘柄
【変わらず】  109銘柄
【新高値】      105銘柄
【新安値】             4銘柄
【騰落レシオ】 99.30% -0.07
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

2日(木)
【東証概況】
ルネサスが半導体安定供給に向け積極投資を行うことで買われ、レーザーテックやアドバンテストも上昇した。半導体関連の上昇やキッコーマンの最高値更新が寄与し日経平均は小幅ながら4日続伸。週末の雇用統計発表を控えて様子見ムードが強まり、東証1部では下落銘柄の方が多い。三菱ガス化は三菱UFJモルガンによる格上げで買われた。一方、JR西日本は公募増資発表で売られ、JR各社や空運も増資リスクが警戒された。
【日経平均】    28,543.51 +92.49
【TOPIX】    1,983.57 +2.78
【売買代金】  2兆6,395億円
【時価総額】  729兆6,200億円
【値上がり】  896銘柄
【値下がり】  1,197銘柄
【変わらず】  96銘柄
【新高値】        99銘柄
【新安値】        13銘柄
【騰落レシオ】 102.97% +3.67
【サイコロジカル】 8勝4敗

 

3日(金)
【東証概況】
菅首相の辞任意向が昼に伝わり、日経平均は6月28日以来の2万9,000円回復。全面高となり、鉄鋼やリース、機械、電機といった景気敏感セクターが物色された。携帯電話料金引き下げ圧力も後退するという見方でKDDIも買われた。次期首相が有力視されている岸田前政調会長が「医療難民ゼロ」「野戦病院の開設」を政策に掲げたため、医療機器のシスメックスも上昇。ベイカレントやチェンジ、アインHDは下落。
【日経平均 】 29,128.11 +584.60
【TOPIX】          2,015.45 +31.88
【売買代金】  3兆2,808億円
【時価総額】  741兆519億円
【値上がり】  1,768銘柄
【値下がり】  343銘柄
【変わらず】   77銘柄
【新高値】      143銘柄
【新安値】         10銘柄
【騰落レシオ】  106.80% +3.83
【サイコロジカル】 8勝4敗

 

投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。

※ 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。


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