10月第1週(4日~8日)投資部門別取引状況

日経平均株価(10/1) 金曜日終値 28,771.07円
日経平均株価(10/8) 金曜日終値 28,048.94円
前週比 -722.13円

 

 

【個人投資家】
(現物)                 2,160億円買越し
(先物)        -1,164億円売越し
(合計)               996億円買越し

 

【海外投資家】
(現物)         4,654億円買越し
(先物)        -4,491億円売越し
(合計)             162億円買越し

 

 

《この週何があった?》 10月第1週(4日~8日)

 

4日(月)
【東証概況】
日経平均は6日続落。岸田新政権の閣僚人事で自民党があまり変わらないという見方や中国恒大集団に対して神経を尖らせた。海運大手と半導体関連が調整継続。一方、コロナ禍からの正常化期待で、JALとJR東、OLCなどの旅行レジャー関連とウェディング関連のT&Gニーズが反発した。飲食店の再開による恩恵期待でテンポイノベーションも高い。居酒屋の一家HDは株主優待制度の新設で急騰した。
【日経平均】     28,444.89円 -326.18円
【TOPIX】          1,973.92 -12.39
【売買代金】  3兆2,588億円
【時価総額】   725兆8,169億円
【値上がり】    872銘柄
【値下がり】  1229銘柄
【変わらず】        82銘柄
【新高値】         33銘柄
【新安値】         82銘柄
【騰落レシオ】  111.50% -3.43
【サイコロジカル】 2勝10敗

 

5日(火)
【東証概況】
日経平均は7日続落。岸田首相の金融所得税引き上げ検討が警戒された。NASDAQ下落も響き、ソフトバンクGとファナック、TDK、日本電産が年初来安値を更新。ファーストリテは月次売上高を受けて下落。ナガイレーベンは今期減益予想で売られた。一方、原油高でINPEXや石油資源開発が買われた。萩生田経産相が原発再稼働に取り組む考えを示したため、東電など電力株が上昇。水素関連の岩谷産業も高い。
【日経平均】    27,822.12円 -622.77円
【TOPIX】    1,947.75 -26.17
【売買代金】  3兆6,152億円
【時価総額】  715兆4,209億円
【値上がり】       288銘柄
【値下がり】  1843銘柄
【変わらず】        52銘柄
【新高値】         13銘柄
【新安値】          187銘柄
【騰落レシオ】  106.26% -5.24
【サイコロジカル】 2勝10敗

 

6日(水)
【東証概況】
日経平均は8日続落。朝方は米国株反発に乗じたが売りに押された。武田薬は睡眠障害治療薬の治験を早期終了するため開発中止が警戒され下落。海運が売られ、旅行関連も安い。トヨタはJPモルガンが生産下振れを予想。一方、金利上昇でメガバンクが買われた。太平洋セメントの値上げ報道で、住友大阪セメントも大幅高。ダイセキ環境はいちよし経済研がフェアバリューを引き上げたことで注目された。
【日経平均】     27,528.87円 -293.25円
【TOPIX】          1,941.91 -5.84
【売買代金】  3兆7,420億円
【時価総額】     712兆6,164億円
【値上がり】  1073銘柄
【値下がり】  1015銘柄
【変わらず】      95銘柄
【新高値】         27銘柄
【新安値】            71銘柄
【騰落レシオ】 100.30% -5.96
【サイコロジカル】 2勝10敗

 

7日(木)
【東証概況】
米国株続伸と原油反落によるインフレ懸念後退で、日経平均は9日ぶりに反発。前場は2万8000円を回復したが、岸田政権の政策が警戒され、後場は伸び悩んだ。海運が買われ、レーザーテックなどの半導体関連も高い。資生堂やマネックスGが高く、全個体リチウムイオン電池関連のカワタは大幅続伸。半面、石油関連は売られ、電力ガスと空運、陸運、メガバンクが軟調。イオンファンタジーは通期赤字予想に下方修正し下落。
【日経平均】     27,678.21円 +149.34円
【TOPIX】     1,939.62 -2.29
【売買代金】  2兆9,449億円
【時価総額】  712兆1,824億円
【値上がり】  839銘柄
【値下がり】  1249銘柄
【変わらず】  95銘柄
【新高値】        12銘柄
【新安値】        85銘柄
【騰落レシオ】 98.64% -1.66
【サイコロジカル】 2勝10敗

 

8日(金)
【東証概況】
日経平均は続伸。米債務上限問題の不安後退と国慶節の連休明けの上海市場が上昇したことも好感された。ソフトバンクGや東エレク、キーエンスが買われた。中国自動車流通協会が車載半導体不足は最悪期を脱したという見方を示したため、トヨタなどの自動車は高い。正常化期待でぴあや、ウェディング関連のT&Gニーズも堅調。東京機械はアジア開発キャピタルとの委任状争奪戦で急反発。海運は下落。
【日経平均 】 28,048.94円 +370.73円
【TOPIX】          1,961.85 +22.23
【売買代金】  3兆1,984億円
【時価総額】  720兆7,197億円
【値上がり】  1746銘柄
【値下がり】  358銘柄
【変わらず】    79銘柄
【新高値】       16銘柄
【新安値】          24銘柄
【騰落レシオ】 100.04% +1.40
【サイコロジカル】 3勝9敗

 

投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。

※ 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。


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