2月第3週(15日~19日)投資部門別取引状況

日経平均株価(2/15)  月曜日始値 29,662.41円
日経平均株価(2/19)  金曜日終値 30,017.92円
週間増減幅 +355.51円

 

 

【個人投資家】
(現物)      -29億円売り越し
(先物)    407億円買い越し
(合計)    378億円買い越し

【海外投資家】
(現物)    -383億円売り越し
(先物)    -1,397億円売り越し
(合計)    -1,780億円売り越し

《この週何があった?》 2月第3週(15日~19日)

 

15日(月)日経平均、急反発
日経平均株価は前週末比564円高の3万84円と急反発し、1990年8月以来30年6ヵ月ぶりに終値で3万円を回復した。前週末12日の米国株式市場では、NYダウやナスダック総合指数が史上最高値を更新。取引開始前に発表された20年10~12月実質GDP(一時速報)が市場予想を上回ったことや、日本で新型コロナワクチン接種が近づいたことで国内経済正常化への期待感も加わり、上げ幅を広げた。東証1部の値上がり銘柄数は1,339(全体の61%)。東証1部の売買代金は2.60兆円と、2日ぶりに3兆円を割り込んだ。
【東証①部売買代金】 2兆6,038億円
【東証①部時価総額】 724兆円
【RSI】 (日経平均株価)64.1 (TOPIX)69.6
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)4本 (陰転値)29,388.50円

 

16日(火)連日の高値更新
日経平均株価は前日比383円高の3万467円と大幅に続伸し、連日で昨年来高値を更新した。15日の米国株式市場はプレジデンツデーの祝日で休場だったが、欧州主要市場で株価指数が上昇し、時間外取引で米株価指数先物が上げたため、日経平均も買いが優勢で始まった。新型コロナワクチンによる経済正常化への期待もあり、その後も上げ幅を広げた。後場も上値追いの展開となり630円高まで上昇したが、短期急騰による過熱感が生じて急速に伸び悩んだ。TOPIXは7連騰。東証1部の値下がり銘柄数は1,251(全体の57%)。東証1部の売買代金は3.02兆円。
【東証①部売買代金】 3兆252億円
【東証①部時価総額】 727兆円
【RSI】 (日経平均株価)71.0 (TOPIX)75.2
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

17日(水)3日ぶり反落
日経平均株価は前日比175円安の3万292円と3日ぶりに反落した。短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となり、寄り付きは100円安。米長期金利が約1年ぶりに1.3%まで上昇したことや、米ハイテク株安も重しとなった。取引開始前に発表された昨年12月機械受注統計は、船舶・電力を除いた民需が市場予想に反して前月比で拡大したものの、反応薄。後場は下げ渋る展開となったが、戻りは限定された。東証1部の値上がり銘柄数は1,145(全体の52%)。東証1部の売買代金は2.76兆円。
【東証①部売買代金】 2兆7,670億円
【東証①部時価総額】 726兆円
【RSI】 (日経平均株価)67.8 (TOPIX)72.7
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

18日(木)ファストリテが下支え
日経平均株価は前日比56円安の3万236円と続落した。ファストリテが大幅に3日続伸し連日で高値を更新、指数を支えた。東証1部の値下がり銘柄数は1,713(全体の78%)。東証1部の売買代金は2.88兆円と、2日連続の3兆円割れ。
【東証①部売買代金】 2兆8,854億円
【東証①部時価総額】 719兆円
【RSI】 (日経平均株価)73.9 (TOPIX)73.2
【日経平均株価 新値三本足】  
(陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

19日(金)5日移動線割れ
日経平均株価は前日比218円安の3万17円と3日続落し、およそ3週間ぶりに5日移動平均線を割り込んだ。18日の欧米株式が下落し、寄り付きは265円安。金融引き締め観測が浮上した中国の上海総合指数、香港ハンセン指数の下落も重しとなり、再び下げ幅を広げた。後場は388円安まで下押しし、その後は持ち直したものの、戻りは限定された。東証1部の値下がり銘柄数は1,521(全体の69%)。東証1部の売買代金は2.46兆円と、1月26日(2.31兆円)以来の低水準。
【東証①部売買代金】 2兆4,668億円
【東証①部時価総額】 714兆円
【RSI】 (日経平均株価)79.8 (TOPIX)79.4
【日経平均株価 新値三本足】  
(陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております。


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