2月第4週(22日~26日)投資部門別取引状況

日経平均株価(2/22)  月曜日始値 30,281.78円
日経平均株価(2/26)  金曜日終値 28,966.01円
週間増減幅 -1,315.77円

 

 

 

【個人投資家】
(現物)     4,695億円買い越し
(先物)     1,890億円買い越し
(合計)     6,585億円買い越し

 

【海外投資家】
(現物)     -3,812億円売り越し
(先物)     -3,138億円売り越し
(合計)     -6,950億円売り越し

 

《この週何があった?》 2月第4週(22日~26日)

 

22日(月)4日ぶり反発
日経平均株価は前週末比138円高の3万156円と4日ぶりに反発した。イエレン米財務長官は経済の回復には追加の経済対策が必要と強調した。後場は米長期金利上昇への警戒感とともに、時間外取引の米株価指数先物の下げが重しとして意識された。東証1部の値上がり銘柄数は1,542(全体の70%)。東証1部の売買代金は2.46兆円。
【東証①部売買代金】 2兆4,636億円
【東証①部時価総額】 717兆円
【RSI】 (日経平均株価)78.2 (TOPIX)78.1
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

24日(水)反落、484円安
日経平均株価は前営業日比484円安の2万9,671円と反落し、安値引け。約2週間ぶりに3万円を割り込んだ。米長期金利の上昇に警戒感が浮上し、ハイテク株中心に利益確定売りが強まった。ソフバンGが1万円を割り込み、ソニーも下落。東エレクなどの半導体も軟調だった。株式取引の印紙税引き上げが発表された香港ハンセン指数の急落も嫌気された。東証1部の値下がり銘柄数は1,523(全体の69%)。東証1部の売買代金は3.46兆円と、1月28日(4.83兆円)以来の高水準。
【東証①部売買代金】 3兆4,613億円
【東証①部時価総額】 704兆円
【RSI】 (日経平均株価)66.9 (TOPIX)63.2
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

25日(木)急反発、3万円回復
日経平均株価は前日比496円高の3万168円と急反発した。前日に割り込んだ3万円を回復し、5日移動平均線に乗せた。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は24日の米下院金融委員会で証言し、インフレ目標の2%達成に向けた自信を示すと同時に、達成には3年程度かかるとした。低金利が当面続くとの見方が株価上昇につながった。東証1部の値上がり銘柄数は1,383(全体の63%)。東証1部の売買代金は2.92兆円と、3兆円に届かなかった。
【東証①部売買代金】 2兆9,211億円
【東証①部時価総額】 713兆円
【RSI】 (日経平均株価)68.6 (TOPIX)63.1
【日経平均株価 新値三本足】  (陽線)5本 (陰転値)29,505.93円

 

26日(金)2万9,000円割れ
日経平均株価は前日比1,202円安の2万8,966円と急反落し、安値引け。2月5日(2万8,779円)以来の安値を付け、25日移動平均線も割り込んだ。下げ幅は2016年6月24日(1,286円)以来の大きさ。25日の米国市場では、米7年国債の入札低調を受け、米長期金利が急伸したことへの警戒でNYダウとナスダック指数が急落。日経平均は3万円を割り込んだ後も上値が重い展開となった。東証1部の値下がり銘柄数は1,985(全体の90%)。東証1部の売買代金は3.62兆円。
【東証①部売買代金】 3兆6,212億円
【東証①部時価総額】 690兆円
【RSI】 (日経平均株価)56.2 (TOPIX)49.8
【日経平均株価 新値三本足】   (陽転値)30,467.75円
(陰線)1本

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております。


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