6月第4週(21日~24日)投資部門別取引状況

日経平均株価(6/18) 金曜日終値 28,964.08円
日経平均株価(6/25) 金曜日終値 29,066.18円
前週比 +102.10円

 

 

【個人投資家】
(現物)       -252億円売越し
(先物)     -1,325億円売越し
(合計)     -1,577億円売越し

 

【海外投資家】
(現物)      -1,114億円売越し
(先物)      2,844億円買越し
(合計)      1,730億円買越し

 

《この週何があった?》 6月第4週(21日~25日)

 

21日(月)
【東証概況】
米セントルイス連銀の総裁が2022年の利上げ開始について発言したことを受け、日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。一時2万8000円割れとなった。ほぼ全面安となり、ソフトバンクGやトヨタやファーストリテ、三菱UFJが安い。住友ゴムはモルガン・スタンレーが弱気判断に引き下げたことで下落。一方、空運とエーザイは堅調で、次世代パワー半導体材料のノベルクリスタルに出資しているタムラ製作所は高い。
【日経平均】   28,010.93 -953.15
【TOPIX】        1,899.45 -47.11
【売買代金】 2兆9,466億円
【時価総額】 702兆5,501億円
【値上がり】 123銘柄
【値下がり】 2044銘柄
【変わらず】 26銘柄
【新高値】    15銘柄
【新安値】    261銘柄
【騰落レシオ】 95.89% -6.10
【サイコロジカル】 4勝8敗

 

 

22日(火)
【東証概況】
米国株反発が不安心理を後退させ、ほぼ全面高。FRB議長の議会証言が控えている為、日経平均は前日の953円安を修復するには至らなかったが、急反発した。商船三井の上方修正で海運が軒並み急騰。トヨタやエーザイ、タムラ製作所が買われ、出遅れ内需の倉庫、建設、不動産が業種別上昇率上位に。富士通は20年ぶりに2万円乗せ。ワクチン副反応に備え、「バファリン」のライオンが買われた。SUMCOは伸び悩んだ。
【日経平均】    28,884.13 +873.20
【TOPIX】         1,959.53 +60.08
【売買代金】 2兆7,728億円
【時価総額】 724兆6,146億円
【値上がり】 2107銘柄
【値下がり】 69銘柄
【変わらず】 17銘柄
【新高値】     56銘柄
【新安値】    18銘柄
【騰落レシオ】 97.89% +2.00
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

 

23日(水)
【東証概況】
日経平均は急落前の水準に戻ったことでもみ合い。レーザーテックやルネサス、HOYAなどの半導体関連が買われ、好業績観測報道でニトリが高い。ワクチン接種医師派遣のエムスリーと再生可能エネルギー関連のレノバが買われ、全個体電池材料を量産する日ケミコンも物色された。一方、エーザイと商船三井は利食い売りに押され、証券や鉄鋼、不動産が安い。サイボウズは業績下方修正で急落し、タムラ製作所は反落。
【日経平均】    28,874.89 -9.24
【TOPIX】         1,949.14 -10.39
【売買代金】 2兆2,856億円
【時価総額】 721兆4,287億円
【値上がり】 812銘柄
【値下がり】 1272銘柄
【変わらず】 109銘柄
【新高値】     79銘柄
【新安値】     12銘柄
【騰落レシオ】 99.14% +1.25
【サイコロジカル】 4勝8敗

 

 

24日(木)
【東証概況】
東京の感染者数増加が上値を抑制し、日経平均は小動き。ソフトバンクGとエーザイが買われ、新型コロナに関連するエムスリーと富士フィルムが高い。1㌦=110円台の円安を受け、非鉄、鉄鋼と自動車も上昇。GSIクレオスはカナダの有機太陽電池向け高分子研究企業に資本参加で急伸。一方、空運と陸運、不動産が売られた。アドバンテストが下落し、タムラ製作所は大幅続落。オンライン診療関連のMDVの下げも目立った。
【日経平均】    28,875.23 +0.34
【TOPIX】         1,947.10 -2.04
【売買代金】 1兆9,475億円
【時価総額】 720兆7,428億円
【値上がり】 924銘柄
【値下がり】 1155銘柄
【変わらず】 114銘柄
【新高値】    49銘柄
【新安値】    22銘柄
【騰落レシオ】 95.74% -3.40
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

 

25日(金)
【東証概況】
米国のインフラ投資計画合意が好感され、東証では鉄鋼や非鉄、化学が買われた。レーザーテックが反発し、日立も高い。パナソニックは米テスラ株の売却で上昇した。ワクチン接種の普及を受けて、資生堂が好調、マツダはUBS証券による2段階格上げで値を飛ばした。一方、エーザイは反落し、日本オラクルは大幅な特別配当を発表したが、今後数年は特別配当が期待できないという見方から急落した。海運株は利食い売りで安い。
【日経平均】    29,066.18 +190.95
【TOPIX】         1,962.65 +15.55
【売買代金】 2兆1,422億円
【時価総額】 726兆473億円
【値上がり】 1595銘柄
【値下がり】 504銘柄
【変わらず】 94銘柄
【新高値】     64銘柄
【新安値】     5銘柄
【騰落レシオ】 99.56% +3.82
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。


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