2月第4週(25日~3/1)投資部門別取引状況

日経平均株価(2/25) 月曜日終値 21528.23円

日経平均株価(3/1)  金曜日終値 21602.69円

週間増減幅 +74.46円

【個人投資家】

(現物)897億円売り越し

(先物)124億円売り越し

(合計)1021億円売り越し

【海外投資家】

(現物)1952億円売り越し

(先物)3674億円買い越し

(合計)1721億円買い越し

2月第4週(25日~3/1日)

《この週何があった?》

25日(月)日経平均、反発して2万1500円回復 終値では昨年12月17日以来となる2万1500円の心理的節目を回復した。前週末の米株高を支えに買いが先行して寄り付きから142円高。時間外取引で米株価指数先物が値上がりし、中国・上海総合指数の大幅続伸も強気材料に、上げ幅を一時164円まで広げた。ただ、市場では「貿易問題で米中協議が進展すれば、次は日本の番になる」と警戒感もある。

【東証一部売買代金】1兆9870億円

【時価総額】 611兆円

【RSI】(日経平均株価)63.5 (TOPIX)62.3

【日経平均株価 新値三本足】 (陽線)6本(陰転値)21302.65円

 

26日(火)日経平均、反落 米中の貿易協議の進展期待で前日の米国株は上昇。日経平均株価は27円高で寄り付いた後、買い一巡後は円安一服とともに戻り売りに押され下げに転じた。後場にはインド軍がパキスタンの実効支配地域に越境し空爆したと伝わり、地政学リスクの高まりから下げ幅を広げた。

【東証一部売買代金】1兆8969億円

【時価総額】 609兆円

【RSI】(日経平均株価)62.5 (TOPIX)60.6

【日経平均株価 新値三本足】 (陽線)6本(陰転値)21302.65円

 

27日(水) 売買代金、2兆円回復 日経平均株価は寄り付き55円高。米国株は下落したものの、前日の下落を受けた押し目買いが優勢となった。パウエルFRB議長の議会証言を受けて米利上げ見送り観測が強まり、海外投資家による株価指数先物への買いが出た模様。後場は、中国・上海総合指数が上げ基調を強めたことから、129円まで上げ幅を広げた。4日ぶりに2兆円を回復。ただ、大引けでTOPIXのリバランスが行われた武田薬の影響が大きい。

【東証一部売買代金】 2兆3924億円

【時価総額】 611兆円

【RSI】(日経平均株価)63.7 (TOPIX)61.6

【日経平均株価 新値三本足】 (陽線)7本(陰転値)21431.49円

 

28日(木) 日経平均、反落 前日のNYダウが下落し、日経平均株価は寄り付き19円安。手掛かり材料難の中、利益確定売りが先行した。経済産業省が取引開始前に発表した1月鉱工業生産指数(速報)は前月比3.7%低下し、市場予想を下回った。株価指数先物を中心に売りが強まったものの、一巡後に下げ渋る場面もあった。引け後には米朝首脳会談の共同声明を控えていたが、予定されていた昼食会合が中止されたと伝わった。

【東証一部売買代金】 2兆4480億円

【時価総額】 606兆円

【RSI】 (日経平均株価)62.4 (TOPIX)61.7

【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)21556.51円(陰線)1本

 

3/1日(金) 日経平均217円高 日経平均株価は前日比217円高の2万1602円と大幅に反発した。円安進行を好感する動きから買いが先行した。2月の財新中国製造業PMI(購買担当者指数)が前月から上昇したこともあり、上げ幅を拡大した。株価指数を開発・算出するMSCIが中国株の組み入れ比率を引き上げると発表し、中国株が堅調だったことも後押しした。野村AMの日本株の大型投信の設定も需給の追い風に。個別では、武田薬やファストリテが上昇した。

【東証一部売買代金】 2兆623億円

【時価総額】 609兆円

【RSI】 (日経平均株価)77.1 (TOPIX)76.8

【日経平均株価 新値三本足】 (陽線)1本(陰転値)21385.16円

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております


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