8月第1週(2日~6日)投資部門別取引状況

日経平均株価(7/30) 金曜日終値 27,283.59円
日経平均株価(8/06) 金曜日終値 27,820.04円
前週比 +536.45円

 

【個人投資家】
(現物)         -1,904億円売越し
(先物)        -1,719億円売越し
(合計)        -3,623億円売越し

【海外投資家】
(現物)          710億円買越し
(先物)        3,260億円買越し
(合計)         3,970億円買越し

 

 

《この週何があった?》 8月第1週(2日~6日)

 

2日(月)
【東証概況】
日経平均は大幅に反発。感染拡大が加速しているが、ワクチン接種の再加速期待で押し目買いが入った。商船三井と郵船が売買代金1位、2位を占めて大幅続伸。ガラス土石や鉄鋼、紙パルプといった素材産業も物色された。KADOKAWAは第1四半期好決算で急伸。太陽HDは業績上方修正と自社株買いの発表が好感された。半面、JR西など電鉄が安い。第一三共は抗がん剤の米国売上高予想を下方修正したことで下落。
【日経平均】      27,781.02 +497.43
【TOPIX】     1,940.05 +38.97
【売買代金】   2兆4,572億円
【時価総額】   712兆9,736億円
【値上がり】     1,848銘柄
【値下がり】     301銘柄
【変わらず】  41銘柄
【新高値】   97銘柄
【新安値】   45銘柄
【騰落レシオ】 95.56% +6.27
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

3日(火)
【東証概況】
反落。中国政府系メディアがオンラインゲームは「新型薬物」と批判したため、ネクソンやコーエーテクモが急落。ANAなど空運は5日続落。SUBARUは世界販売台数計画を下方修正したことで下落。一方、商船三井と日本郵船は朝方の利食い売りをこなして上伸。三井物産は自社株買いの発表が好感され、丸紅は好決算で高い。GCAはTOBが発表されストップ高。ティラドは第1四半期の黒字転換と自社株買いの発表でストップ高。
【日経平均】    27,641.83 -139.19
【TOPIX】         1,931.14 -8.91
【売買代金】  2兆1,364億円
【時価総額】  709兆4,729億円
【値上がり】  533銘柄
【値下がり】  1,587銘柄
【変わらず】     70銘柄
【新高値】      68銘柄
【新安値】      47銘柄
【騰落レシオ】  88.07% -7.49
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

4日(水)
【東証概況】
日経平均は小幅続落。トヨタは通期予想を据え置いたことで売りが先行。郵船は通期業績と配当予想を大幅に引き上げたことで買われたが、川崎汽船は業績上方修正だけで増配には触れなかったため売られた。ゲーム関連が続落で商社は反落。ニチレイは減益決算で大幅安。一方、ダイキンは業績上方修正で買われ、ZHDは決算が好感され大幅高。日本製鉄は業績上方修正で朝方急騰したが、買い一巡後は伸び悩んだ。
【日経平均】    27,584.08 -57.75
【TOPIX】         1,921.43 -9.71
【売買代金】 2兆4,380億円
【時価総額】 706兆2,720億円
【値上がり】  473銘柄
【値下がり】  1,648銘柄
【変わらず】  69銘柄
【新高値】      57銘柄
【新安値】        95銘柄
【騰落レシオ】 81.54% -6.53
【サイコロジカル】 5勝7敗

 

5日(木)
【東証概況】
業績上振れを支えに反発。海運大手3社は通期の純利益合計が1兆円を超える見通しで物色人気が継続。中国の粗鋼減産観測で鉄鋼株も高い。レーザーテックは先端半導体フォトマスク端部の検査装置を開発したことで上昇。ソニーGは業績上方修正で買われた。楽天Gは5G技術輸出で急騰。一方、リコーは第1四半期がアナリスト予想を下回り急落し、大成建設は大幅減益で売られた。ネットワンは半導体不足による減益決算で下落。
【日経平均】    27,728.12 +144.04
【TOPIX】        1,928.98 +7.55
【売買代金】 2兆2,065億円
【時価総額】 708兆6,448億円
【値上がり】  802銘柄
【値下がり】  1,290銘柄
【変わらず】  98銘柄
【新高値】        40銘柄
【新安値】        135銘柄
【騰落レシオ】 84.01% +2.47
【サイコロジカル】 6勝6敗

 

6日(金)
【東証概況】
日経平均は小幅続伸。商船三井は前場反落したが押し目買いが入った。塩野義はコロナ飲み薬を年内に承認申請が話題に。資生堂は上期決算が想定を上回り急伸。フジクラやNISSHA、ニコンは通期の業績上方修正を好感。釣り具のグローブライドは上方修正と株式分割発表でストップ高。一方、任天堂は減益決算で売られ、THKは上期計画未達で急落。レーザーテックと仮想化通信技術の輸出で前日に人気化した楽天Gは反落。
【日経平均       27,820.04 +91.92
【TOPIX            1,929.34 +0.36
【売買代金】 2兆4,316億円
【時価総額】 708兆7,424億円
【値上がり】  1,055銘柄
【値下がり】  1,025銘柄
【変わらず】  109銘柄
【新高値】      39銘柄
【新安値】        127銘柄
【騰落レシオ】 85.76% +1.75
【サイコロジカル】 7勝5敗

 

投資部門(個人・海外)別取引状況(表およびグラフ)は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に作成しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※売買代金、時価総額、値上がり/値下がり/変わらず 銘柄数、新高値/新安値 銘柄数、騰落レシオの対象は東証1部。

※サイコロジカルは日経平均株価指数。

※文中の「東証概況」等は日本証券新聞を参照しております。

※ 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。


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