6月第1週(3日~7日)投資部門別取引状況

日経平均株価(6/3) 月曜日終値 20410.88円

日経平均株価(6/7)  金曜日終値 20884.71円

週間増減幅 +473.83円

【個人投資家】

(現物)972億円売り越し

(先物)1780億円売り越し

(合計)2752億円売り越し

【海外投資家】

(現物)1143億円売り越し

(先物)428億円買い越し

(合計) 715億円売り越し

6月第1週(3日~7日)

《この週何があった?》

3日(月)TOPIX1500ポイント割れ トランプ大統領がメキシコからの輸入品すべてに5%の追加関税を課すと表明し、5月31日に米国株が急落したことを受けて売りが優勢となった。円高進行も重しとなった。後場は日銀のETF(上場投資信託)買い期待が浮上したものの、上値が重い展開が続いた。個別銘柄では、第2の投資ファンド設立計画が大きなハードルに直面していると報じられたソフトBGが安い。

【東証一部売買代金】2兆1136億円

【時価総額】 565兆円

【RSI】(日経平均株価)30.5 (TOPIX)33.6

【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)21003.37円(陰線)11本

 

4日(火)小幅ながら5日続落 日経平均株価は、寄り付きは自律反発狙いの買いが先行し、24円高。直後に53円高まで上昇したが、円高・ドル安が警戒され、下げ転換した。後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い観測も浮上し、買戻しの動きにつながり再度プラス圏に浮上する場面があった。

【東証一部売買代金】2兆1913億円

【時価総額】 565兆円

【RSI】(日経平均株価)25.0 (TOPIX)27.6

【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)20942.53円(陰線)12本

 

5日(水) 6日ぶり急反発 日経平均株価は、寄り付きは259円高。パウエルFRB議長の講演をきっかけに、金融緩和期待が高まり、米国株が大きく上昇した流れを引き継いだ。中国政府高官が米国との貿易問題について対話を続ける意向を示し、両国の対立をめぐる懸念が後退したこともあり、日経平均は一時392円まで上げ幅を広げた。東証1部の値上がり銘柄数は1988(全体の93%)。

【東証一部売買代金】 2兆2402億円

【時価総額】 576兆円

【RSI】(日経平均株価)42.0 (TOPIX)47.0

【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)20942.53円(陰線)12本

 

6日(木) 様子見ムード強まる 5日に行われた米国とメキシコの貿易交渉が不調だったと報じられ、日経平均株価は小幅安でスタート。ただ、米国の利下げ観測の強まりによる投資家心理の好転を背景にプラスに転じ、66円高まで上昇、その後はもみ合いが続いた。7日発表予定の5月米雇用統計への警戒感も出ている模様。

【東証一部売買代金】 1兆8427億円

【時価総額】 575兆円

【RSI】 (日経平均株価)35.3 (TOPIX)37.1

【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)20942.53円(陰線)12本

 

7日(金) 円高一服で反発 米政府がメキシコへの追加関税措置の先送りを検討していると一部で報じられ、買い材料視された。後場は一段高となり、日経平均株価は133円高まで上昇した。ただ、米5月雇用統計の発表を控えていることもあり、その後は上値が重かった。売買代金は1.63兆円と2日連続で2兆円を下回り、今年3番目に少ない。

【東証一部売買代金】 1兆6359億円

【時価総額】 577兆円

【RSI】 (日経平均株価)37.5 (TOPIX)40.6

【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)20942.53円(陰線)12本

 

※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。

「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より

「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの

日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物

※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております。


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