日経平均株価(3/1) 月曜日始値 29,419.45円
日経平均株価(3/5) 金曜日終値 28,864.32円
週間増減幅 -555.13円
【個人投資家】
(現物) 720億円買い越し
(先物) -860億円売り越し
(合計) -140億円売り越し
【海外投資家】
(現物) 417億円買い越し
(先物) -3,012億円売り越し
(合計) -2,594億円売り越し
《この週何があった?》 3月第1週(1日~5日)
1日(月)急反発、697円高
日経平均株価は前週末比697円高の2万9663円と急反発した。前週末2月26日の米国株式市場では、前日に急上昇していた米長期金利が1.4%台まで低下したことから、ハイテク株見直しの動きが進み、ナスダック総合指数が反発。日経平均は前週末の大幅反落の反動や、時間外取引の米株価指数先物高も後押しし、720円高まで上伸した。東証1部の値上がり銘柄数は1931(全体の88%)。東証1部の売買代金は2.47兆円。
【東証①部売買代金】 2兆4,773億円
【東証①部時価総額】 706兆円
【RSI】 (日経平均株価)58.4 (TOPIX)52.0
【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)30,467.75円(陰線)1本
2日(火)朝高後に下落
日経平均株価は前日比255円安の2万9,408円と反落した。1日の米国株式市場は、米国でジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した1回の接種で済む新型コロナワクチンの使用が緊急承認されたほか、2月ISM製造業景況指数が3年ぶりの高水準となったことから、NYダウが3日ぶりに反発した。これを受け日経平均は332円高まで上昇したものの、時間外取引で米ダウ先物が安くなったことからマイナスに転じた。後場は、中国上海総合指数、香港ハンセン指数などが値を下げたことも嫌気され、348円安まで下落し、その後も安値圏でもみ合った。東証1部の値下がり銘柄数は1,346(全体の61%)。東証1部の売買代金は2.61兆円。
【東証①部売買代金】 2兆6,132億円
【東証①部時価総額】 703兆円
【RSI】 (日経平均株価)50.2 (TOPIX)44.2
【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)30,467.75円(陰線)1本
3日(水)反発、150円高
日経平均株価は前日比150円高の2万9,559円と反発した。その後やや上げ幅を広げたものの、買い一巡後は失速して下げに転じた。市場では年金の持ち高調整売りとの見方が指摘された。ただ、中国上海総合指数や香港ハンセン指数が支えとなり、再びプラス圏に浮上した。バイデン米大統領が、新たに接種が始まった3種類目の新型コロナウイルスワクチンの生産を支援し、必要なワクチンを5月末までに確保する見通しを示した。東証1部の値上がり銘柄数は1,338(全体の61%)。東証1部の売買代金は2.46兆円。
【東証①部売買代金】 2兆4,664億円
【東証①部時価総額】 706兆円
【RSI】 (日経平均株価)50.5 (TOPIX)45.9
【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)30,467.75円(陰線)1本
4日(木)628円安、25日線割れ
日経平均株価は前日比628円安の2万8,930円と急反落し、4日ぶりに終値で2万9,000円を割り込んだ。3日の米国市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに続落したほか、米長期金利の上昇への警戒感もあり、日経平均の寄り付きは360円安。ファストリテ傘下のユニクロの値下げ、ソフバンGの出資先の英金融サービス会社の破産申請準備報道に加え、時間外取引で米株価指数先物が下落したこともあり、2万9,000円を割り込んだ。東証1部の値下がり銘柄数は1,295(全体の59%)。東証1部の売買代金は2.76兆円。
【東証①部売買代金】 2兆7,612億円
【東証①部時価総額】 698兆円
【RSI】 (日経平均株価)44.2 (TOPIX)41.6
【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)30,467.75円(陰線)2本
5日(金)引けにかけて下げ幅縮小
日経平均株価は前日比65円安の2万8,864円と続落した。米長期金利上昇を背景に米国株式が下落した流れを受け、売りが先行した。時間外取引の米株価指数先物安も重しとなり、下げ幅を前場に621円まで拡大した。日銀の黒田総裁が長期金利の変動幅拡大に否定的な姿勢を示し、長期金利(新発10年国債利回り)が低下した。東証1部の値下がり銘柄数は1,352(全体の62%)。東証1部の売買代金は3.17兆円と、2月26日(3.62兆円)以来の高水準。
【東証①部売買代金】 3兆1,752億円
【東証①部時価総額】 702兆円
【RSI】 (日経平均株価)44.0 (TOPIX)43.3
【日経平均株価 新値三本足】 (陽転値)3,0084.15円(陰線)3本
※投資部門(個人・海外)別取引状況は日本取引所グループがホームページにて公開しているデータを基に記載しております。
「現物」 : 投資部門別株式売買状況 二市場一・二部等[金額]全50社 委託内訳より
「先物」 : 投資部門別取引状況 委託内訳より下記4タイプを合計したもの
日経225先物 + 日経225mini + TOPIX先物 + ミニTOPIX先物
※文中の「RSI」「日経平均株価 新値三本足」は株式新聞(モーニングスター)より参照しております。
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