■先週に続き葛葉です
先週上まで行けなかったリベンジで、もう一度葛葉に行ってきました。雪は減っていましたが、乾燥がひどく土がまるで砂のようにサラサラのパウダーになり、両岸から崩れ落ちている箇所が目立ちます。そのような場所は落石も多く気を抜けない遡行が続きます。特に詰めの部分がかなり荒れていました。写真は前半の3段の滝と後半の富士型の滝です。
■ロシア産原油・天然ガス輸入禁止
バイデン米大統領は8日、ロシア産の原油や天然ガスの輸入を禁止すると発表しました。ロシアは主要な産油国の一つで、世界生産の約1割を占め、ロシアの全輸出のうち44%が石油となっており、課税を通じた政府収入の割合は17%に達します。禁輸や輸入制限の動きが広がれば、外貨収入は著しく減り債務不履行(デフォルト)の可能性が高まります。
この事態を受け原油価格は高騰が続いていましたが、9日のフィナンシャル・タイムズ(FT)が「アラブ首長国連邦(UAE)がOPEC(石油輸出国機構)加盟国に増産を促している」と報じ、また「イラクがOPECと非加盟国からなる『OPECプラス』の要請があれば、増産する姿勢を示した」と米メディアが報じたことにより、需給ひっ迫の観測が和らぎ、原油先物価格が大幅に下落しました。
資源価格の高騰による景気減速懸念が和らぐなか、9日のニューヨークダウは33,286.25ドルの653.61ドル高と大幅に買われました。10日の日経平均も一時1,000円を超える上昇を記録しました。ここからは私見ですが、原油の需給ひっ迫は和らぎそうですが、大元のウクライナ情勢が沈静化するわけではありません。まだまだ一波乱も二波乱もありそうな雲行きですし、予想もつかない状況だと思います。そのような状況ですので、今回も内需関連の銘柄に注目してみました。なお株価、PER、PBRは3月11日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。
■3064 MonotaRO 東証1部
株価 2,435円 PER 70.8 PBR 20.4
個人と小規模業者が主な顧客になっている工場・工事用間接資材のネット通販企業です。同分野の米国大手が親会社です。同社は2月3日に2021年12月期決算短信を発表しました。それによりますと顧客基盤の拡大に伴い増加する様々な需要に対応するため、当連結会計期間末時点においてウェブサイト上の取扱商品としては約1,800万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約49.7万点を取り揃えました。また、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売に関しても顧客数、売上げともに順調に拡大しました。これらの結果、当連結会計年度に1,278,545口座の新規顧客を獲得し、当連結会計年度末の登録会員数は6,779,319口座となりなした。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,897億3,100万円(前期比20.6%増)、当期純利益は175億5,200万円(同27.5%増)となりました。2022年12月期もリスティング広告の出稿と検索エンジン最適化の取り組みを主軸とした積極的な顧客獲得活動を展開し、取扱商品点数や当日出荷商品の拡充などで既存顧客への販売も強化する計画です。2022年12月期は売上高が前期比19%増の2,260億円、兵庫県尼崎市にある物流拠点の閉鎖に伴う減損損失を計上するほか、新拠点への移転に伴う人件費や減価償却費がかさむ見通しで、純利益は3%減の170億円を見込んでいます。チャートは3年週足です。
■2月18日に挙げた4銘柄のその後の動きです
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