沢登り大好き証券マンのレポート

■梅雨入り前の水根沢

梅雨入り前日の6月13日、奥多摩の水根沢に行って来ました。気温はさほど高くなく、全身ズブ濡れとなる沢ですので入渓するパーティは少ないだろうを思っていましたが、気が付いただけでも4パーティが入渓しており驚きました。水量はかなり少なく感じました。写真は前半の核心部で突っ張りで登る4mの滝です。

■テーパリング・半導体

米国では緩和縮小(テーパリング)の前倒しがほぼ確実となったようです。注目すべきはハト派寄りとされるパウエル議長とニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の発言です。いずれも利上げはまだ先の話とする一方で、テーパリングについては議論すべきという考えを明確にしました。このような状況から投資家は買いに動きづらい展開になっているようです。

国内では状況がちょっと違うようで、ワクチン接種が進みこのままいけば日本のワクチン接種率は7月中に30%、9月中に50%を超える可能性があります。ワクチン接種率とサービス業の景況感指数(PMI)には、1つの法則があります。欧米の例で見ますとワクチン接種率が30%を超えた段階でサービス業のPMIが跳ね上がる傾向があるようです。そうなれば6月上旬に起きた「第1弾」に続き飲食や運輸、ホテルなどに資金が集まるワクチン相場の「第2弾」が期待できそうです。

6月18日、「経済・財政運営と改革の基本方針2021(骨太の方針)」が閣議決定されました。半導体に関し骨太の方針は「先端半導体の製造基盤強化やサプライチェーン強靭化を推進」と明記されています。4月16日の日米首脳会談の共同声明や、6月13日のG7首脳会議後に発表された首脳宣言は、いずれも安全保障に関連して半導体のサプライチェーンの重要性を指摘していました。日本企業はシリコンウエハーで約50%、フォトレジスト約80%、フッ化水素約90%、製造装置でも約20%以上の世界シェアを持っており、注目されます。

次回BLOGではサービス業や半導体関連銘柄などを取り上げます。

■6月11日に挙げた5銘柄のその後の動きです

どのような考え方で銘柄を選択しているのか、興味をお持ちの方にはお伝えいたします。また上記5銘柄のご質問以外にも、お持ちになっている銘柄のご相談などございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

03-6778-8725(直通)  090-2649-0396(携帯) k.sakakibara@dai-ichi-premiere-sec.co.jp


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