沢登り大好き証券マンのレポート

■リハビリ沢行きで癒し系の沢に行ってきました

膝の痛みも和らいできたのでリハビリも兼ね、以前から遡行したかった世附川流域の山伏沢(沖ビリ沢とも呼ばれています)へ行って来ました。413号線沿いの山伏峠から入りましが、この地区は車でないと交通の便が非常に悪く、ゴールデンウィークでバスが大幅に遅れたためオートキャンプ場に一泊しました。翌朝、登山口に重いテン泊の荷をデポ、30分ほど登ってから登山道を外れ、地図とコンパスを頼りのルートファインディングで標高840mの山伏沢遡行開始点にピッタリ降り立ちました。山伏沢はきれいなナメ床が続き、出てくる滝もロープなしで登れるものばかりでした。しかし詰めは厳しい状況になってしまい、時々アイスハンマーを打ち込んでヒヤヒヤしながら稜線に上がりました。今回の核心部は入渓までのルーファイと詰めだったと思います。この流域には水の木沢など遡行対象となる魅力的な沢も多く、山伏峠からのルーファイも分かったので、再度世附川流域を訪れてみたいと思っています。

 

■見通しにくい米中貿易協議

米中貿易協議が混沌としています。米政権は13日、対中制裁をほぼすべての中国製品に広げる「関税第4弾」を正式発表しました。発動は最短で6月末から7月になる見通しです。中国も同日、600億ドルの米国製品に上乗せ関税を課すと表明、報復措置に出ています。ただ発動日は6月1日と幅を持たせています。トランプ大統領は習近平主席と関税発動前にG20の場を利用し会談する意向も示しており、米中貿易協議の攻防は6月が山場となりそうです。その間トランプ大統領のツイッターなどでマーケットは上下に大きくぶれるなど、不安定な状況が続きそうです。そこで今回は米中協議の影響が比較的少ないであろう以下の銘柄を取り上げました。なお株価は5月17日引け値、PER(当期予想)、PBR(前期実績)、チャートはjijipressからの出典です。

4819 デジタルガレージ 東証一部

株価 3790円    当期予想PER 17.08    前期実績PBR 3.84

本決算発表を翌日に控えた5/9に主力のEC決済が好調だったほか、持分法適用関連会社のカカクコムの収益貢献や、保有有価証券価格が増加したことにより通期連結業績予想の上方修正を行いました。5/10に2019年3月期の本決算発表があり(IFRS)、収益は35,687百万円(前年同期比39.9%増)、税引前利益13,424百万円(同60.3%増)、当期利益9,790百万円(同54.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益9,771百万円(同52.4%増)と業績を大きく伸ばしました。国内では10以上のスマホ決済サービスが乱立しており利便性に欠ける状況ですが、NTTドコモやLINE、アリババ集団など日中5社がスマホ決済サービスのインフラとなるQRコードを共通化する取り組みを始めます。当社は各サービスを共通で利用できるQRコードを手掛けるとのことで、今後の業績にも期待が持てそうです。

 

7532 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 東証一部

株価 6,870円   当期予想PER 22.65    前期実績PBR 3.74

5/8に2019年6月期第3四半期の業績発表がありました。それによりますと売上高は918,990百万円(前年同期比30.7%増)、営業利益46,332百万円(同15.7%増)、経常利益51,758百万円(同19.1%増)、純利益37,052百万円(同36.40%増)となりました。当社は地域最安値を目指した驚安商品を豊富に取りそろえる「ドン・キホーテUNY 」と、品質鮮度にこだわった生鮮4品をはじめとした食品売り場を強化した「MEGAドン・キホーテUNY」の総合ディスカウント店を展開しています。当社は2017年ユニー株の4割を取得、今年1月に残り6割も買い取り完全子会社化しました。このため2019年3月末時点で国内外の店舗数は695店と1年前に比べ287店増加しています。インバウンドの消費も好調です。【当銘柄は2018年12月27日より貸株注意喚起銘柄(日証金)に指定されています】

7550 ゼンショーホールディングス 東証一部

株価 2,281円   当期予想PER 32.50   前期実績PBR 4.72

5/14に2019年3月期の本決算発表がありました。それによりますと売上高は607,679百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益18,834百万円(同6.9%増)、経常利益18,211百万円(同3.1%増)、純利益9,924百万円(同24.0%増)となりました。純利益は過去最高となり、最高益は2期ぶり。18年11月に買収した米国の持ち帰りすしチェーンが連結業績に寄与しました。当社は外食最大手で「すき家」や「なか卯」、「ココス」、「ビッグボーイ」、「はま寿司」など9,509店舗(FC4,222店舗含む)を展開しています。2020年3月期は店舗純増数は前期の200店舗以上を計画しています。今期業績予想は四季報予想を若干上回っています。

8252 丸井グループ 東証一部

株価 2,298円   当期予想PER 18.68   前期実績PBR 1.80

5/14に2019年3月期の本決算発表がありました。それによりますと売上高は251,415百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益41,184百万円(同13.2%増)、経常利益39,786百万円(同13.2%増)、純利益25,341百万円(同21.2%増)となりました。同時に390万株(自己株式を除く発行株式総数に対する割合 1.79%)70億円を上限とする自社株買いと、7期連続となる増配の発表も行われました。小売セグメントの店舗事業では、従来の百貨店型のビジネスモデルから定期借家契約により家賃を得るショッピングセンター型商業施設への転換に取り組み、ECにも力を入れています。カード会員数拡大のため全国の商業施設との業務提携を進め、会員数は前年比5%増の688万人となりました。同グループは2018年にtumiki証券を設立、クレジットカードで投資信託を積み立て購入できるサービスも始めています。

9735 セコム 東証一部

株価 9,108円   当期予想PER 25.60   前期実績PBR 2.13

5/14に2019年3月期の本決算発表がありました。それによりますと売上高は1,013,823百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益130,213百万円(同3.9%減)、経常利益144,889百万円(同0.4%増)、純利益92,009百万円(同5.8%増)となりました。当社はセンサー付きシステム警備が事業の中心で、事業所向けには高度な画像認識技術や出入管理機能、設備制御機能など付加価値の高いオンライン・セキュリティシステム、家庭向けには「セコム・ホームセキュリティNEO」 などの提供で個人・法人とも契約件数が伸びています。大規模イベントには「AI画像認識システム」や「セコム気球」などのセキュリティシステムを提供、ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピック、大阪万博などチャンスになるのではないでしょうか。

 

■前回注目した5銘柄は、どのような動きをしたのでしょうか。自分の相場観も交え振り返ってみます(今回、5月7日の引値を掲示している理由は、当ブログで以前にご紹介した銘柄と期間について公平を期すためです。最新の情報についてはお問い合わせくださいませ!)。

 

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※勉強会でも当方が厳選した銘柄を取り上げていきます。また沢登に興味のある方もぜひご参加ください。いろいろお話しできるのを楽しみにしています。興味のある方は併せてご連絡ください。

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