■あまりに見事な紅(黄?)葉です
今回も沢や山ではありません。近くに赤塚公園という大きな公園(300mトラックや野球場、テニスコート、バーベキュー広場などがあります)があり、山や沢に行けない時には体を動かしに訪れることがあります。先日行ったときに、あまりに見事な紅葉を見つけましたのでご紹介します。
■オミクロン・FOMC
バイデン政権のファウチ首席医療顧問は7日、オミクロン型は初期データに基づくと従来型より重症化しにくい可能性があると指摘したことなどから、市場ではオミクロン型への警戒感は急速に和らいでいるようです。ワクチン接種や経口薬による重症化予防が軌道に乗れば、経済活動を再び止めるほどのインパクトはないとの見方が広がっているようです。中国当局が景気浮揚策として金融政策を一段と緩和方向にシフトさせることも好感されているようです。
半面、米国金融市場で米連邦準備理事会(FRB)の急激な金融引き締めが景気を冷やすことを警戒する動きも出ているようです。将来の政策金利を予想する取引は利上げの早期打ち止めを織り込み、一部では数年後の利下げすら意識されだしたようです。実際に利上げする前から将来の利下げを意識するのは異例とのことです。14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)次第では、波乱の起こる可能性もあります。
ここからは私見ですが、しばらくの間、コロナウイルスは今回のオミクロンが収まったとしても、また新しい変異種が現れ騒ぎになるように思います。ウィズコロナの備えが必要ではないでしょうか。14~15日のFOMCはより注意が必要と考えています。そこで今回はコロナ禍でも業績を伸ばし、大きな世界シェアを持つ分野を持つ以下の企業に注目しました。
■7733 オリンパス 東証1部
株価 2,442.5円 RER 28.8 PBR 7.03
世界シェア7割の消化器内視鏡等医療分野が柱で、中国市場が成長しています。21年1月に映像事業を譲渡しました。同社は11月5日、第2四半期の連結決算と通期業績見通しを発表しました。それによりますと第2四半期は主力の消化器内視鏡がすべての地域でプラス成長でしたが、特に北米、欧州、中国が増加し、売上が連結で前年同期比31%増と大幅な成長で、パンデミック前を大きく上回る水準でした。営業利益は第2四半期及び累計において、額、率ともに過去最高を記録しました。
通期見通しでは、内視鏡・治療機器では売上、営業利益ともに上方修正し医療分野としてパンデミック前を上回る過去最高となる見込みです。科学分野では市場環境の回復を見込み、売上、営業利益ともに上方修正となります。また12月5日付の日本経済新聞で「オリンパスが使い捨て内視鏡事業に参入する」と伝えられ、好感されました。
※株価、PER、PBRは12月10日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。
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