沢登り大好き証券マンのレポート

■唎酒リスト

2月20日、またしても日出山経由で澤井園を目指しました。家を出るときは小雨模様でしたが、その雨は澤井園に着くまで降ったり止んだりを繰り返し、カッパが脱げない一日でした。日出山からの下りはチェーンスパイクを使いましたが、本格的なアイゼンと比べ歩行や脱着も格段にラクチンです。写真は雪の日出山山頂と澤井園の唎酒リストです。今回は一升瓶と四合瓶1本ずつを背負って帰りました。

 

■ウクライナ侵攻開始

ロシアがウクライナへの侵攻を開始しました。当日の国内市場は日経平均が25,970.82円(前日比478.79円安)と26,000円を割れて終わりました。一方、NYダウは32,272.64ドル(同859.12ドル安)まで売り込まれましたが、終値では33,223.83ドル(同92.07ドル高)と買われて終わりました。ナスダックも同様の動きで同436.098ポイント高の13,473.585ポイントで終わりました。ナスダック高騰の理由は、ロシアのサイバー攻撃への警戒感からセキュリティー対策の需要が高まるとの見方から、ソフトウエア株が買われたなどがあるようです。

まさに『銃声が鳴ったら買え』を地で行くような状況でした。ただウクライナ侵攻で対ロ経済制裁によっては原油価格は150ドルまで上昇するとの見方や、ロシアとウクライナで輸出の3割を占める小麦の上昇(米国市場の小麦先物は9年ぶりの高値)など、世界のインフレに拍車をかける可能性があり、金融引き締め加速が景気後退を招く「オーバーキル」の懸念も高まっています。

ここからは私見ですが、短期的には『銃声が鳴ったら買え』に賛成ですが、FRBの利上げ幅や回数、資産売却などの金融引き締めには十分な注意が必要です。テクニカル的には持ち高調整の売りも一服し、日経平均のPBR(株価純資産倍率)は1.17倍(24日終値時点)まで低下しており割安感が強まっており、値ごろ感から買いも入りやすい環境ではないでしょうか。なお株価、PER、PBRは2月25日引け値でクイックから、チャートはブルームバーグからの出典です。

■7816 スノーピーク 東証1部

株価 2,857円    PER 32.7    PBR 7.80

キャンプ用品やアパレルの製造販売をしている企業で、高級品に強みを持っています。卸が主体でしたが、小売りを強化しています。米国やアジアでも展開しています。同社は2月14日、2021年12月期決算短信を発表しました。それによりますと、国内での事業は一年を通してキャンプ需要の高さが継続したことにより、すべてにチャネルにて売上は前年を上回る実績となりました。特に卸売チャネルにおいては前年を大きく上回る成長を維持しています。海外の事業は、韓国ではキャンプ需要が高水準を維持しておりすべてのチャネルで売り上げは好調に推移、台湾でもキャンプ需要は好調に推移し調理器具や食器類の販売が堅調に推移しました。米国では前年度の9月にオープンした北米本社Snow Peak USA Headquartersを起点にリテール向けの営業強化とエントリー層に向けた販売強化に取り組んだ結果、前年同期比プラスの成長となりました。

これらの結果、売上高は257億1,300万円(前年同期比53.4%増)、営業利益38億1,900万円(同155.8%増)、経常利益40億3,500万円(同160.2%増)、当期純利益27億2,700万円(同160.1%増)となりました。22年12月期は純利益が前期比21%増の33億円、売上高は同27%増の327億円を見込んでいます。体験型店舗を通じた国内外の新規顧客の獲得やイベントなどを通じたロイヤルカスタマー(優良顧客)の増加などに注力していきます。

 

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