■思案のしどころです
雇用サービス会社ADPが発表した5月の全米雇用レポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比276万人減と、減少幅は市場予想(875万人減)を大きく下回りました。また非製造業の景況感指数は市場予想を上回る状況となっています。これらを受け3日の米国ダウ平均は527$高の2万6269$で終え、3ヶ月ぶりの2万6000$台へ回復しました。黒人暴行死事件をめぐる抗議デモは2日夜も続いていますが、「緊張感はいくぶん和らいだ」との声も上がっているようです。一方日経平均も3/19日安値の16358円から6/3高値の22818円まで6460円戻し、2/21高値23588円から3/19日安値までの下落幅7230円の約90%を戻しており、売り方の買戻しやCTA(商品投資顧問)の新たな買い参入などが指摘されています。半面、騰落レシオや25日移動平均乖離率、RSI(相対力指数)などの各指数は過熱感を示しており、相場下落で利益が出る弱気型の上場投資信託(ETF)の代表的な銘柄「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投資信託」の投資口数は2日発表分で約3億1000万口となり、この2か月強で2.6倍に増加しています。
個人的にはコロナ禍で傷んだ経済がすぐに元に戻るとは思えませんし、コロナの第2波や米中摩擦の激化など考えますと、日経平均の戻りは8合目を超えているのではと考えています。テレワークや巣ごもり消費、5Gなどの出遅れ銘柄に着目し、Wインバースを活用するなど慎重に行動したいところです。
■久しぶりの沢はバテました
葛葉本谷へ行って来ました。連休中、インターバルウォーキングなどで運動はしたつもりでしたが、久しぶりの沢登りはバテバテでした。写真は途中の4m滝と沢上部から見えたパラグライダーです。
■その後の動きです
5月18日に挙げた5銘柄のその後の動きです。
上記5銘柄以外でも、ご質問などございましたら、榊原宛までご遠慮なくお問い合わせください。
03-4360-3063(直通) 090-2649-0396(携帯) k.sakakibara@dai-ichi-premiere-sec.co.jp
日本ブログ村に参加しています。
バナーをクリックし応援よろしくお願いいたします。